第17回 ニュージーランドトロフィー4歳ステークス (G2)

レース展開

アグネステンオーが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むジュエリーソードとシルバーサーベル

アグネステンオーが先手を奪う形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。2番手にジュエリーソードとシルバーサーベルが並ぶ。その後ろ、タイキトレジャー、イカルスドリーム、エターナルビート、グラスグラード、ナショナルドリーマらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、インターサクセス、リザルトシチー、ザカリヤらは中団やや前。アサクサキーマン、マチカネキンノホシ、エイシンキャメロンらは中団後方の位置。後方5番手でじっくりと運ぶのはリザーブユアハートとゴールドティアラ。後方2番手の位置で末脚を温存するのはトサノテイオー。どん尻にロサードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドトロフィー4歳S、ザカリヤが中団前目から切れ味のいい差し脚を発揮して前方の各馬をまとめてねじ伏せる

先頭はアグネステンオーでリードは1馬身。2番手にジュエリーソードとシルバーサーベルが続く。そのあと、イカルスドリーム、グラスグラード、ナショナルドリーマらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはジュエリーソード。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたザカリヤが自慢の末脚を弾けさせてジュエリーソードを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を決めた。2着のジュエリーソードからクビ差の3着には、中団前目の位置から瞬発力に富んだ末脚を繰り出したタイキトレジャーが入った。そこから1馬身遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたロサードが入線、さらに3馬身差の5着には、中団後方にいたインターサクセスが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはゴールドティアラが入った。1番人気のエイシンキャメロンは中団後方にいたがもうひと伸びが足りず7着に敗れた。2番人気のマチカネキンノホシは中団後方にいたがもうひとつ伸びを欠き8着に敗れた。