第134回 目黒記念 (G2)

レース展開

パリンジェネシスが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するバラックパリンカ

前に出たのはパリンジェネシス。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にバラックパリンカが続く。そのあと、ミュゼエイリアンとニシノデイジーが3番手の好位につける。その後ろ、ステイフーリッシュは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはノーブルマーズとオセアグレイト。少し空いて、サトノクロニクルは中団前目。アイスバブルは中団馬群のど真ん中を追走。ミライヘノツバサは中団後方の位置。続いて、ポポカテペトルが11番手。その直後、アフリカンゴールドが12番手。少し間が空いて、ウラヌスチャームは後方6番手に控えて進出の機をうかがう。メートルダールは後方5番手で進出の機をうかがう。キングオブコージは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。その少し後ろ、後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはボスジラ。さらに2馬身以上空いて、後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはゴールドギア。少し離れた殿にタイセイトレイルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、キングオブコージが閃光の様な差し脚を弾けさせて前の各馬をまとめて一蹴

先頭はパリンジェネシスでリードは1馬身。単独の2番手にバラックパリンカが続く。その直後、ミュゼエイリアンとニシノデイジーが3番手。1馬身離れて、ノーブルマーズ、ステイフーリッシュ、オセアグレイトらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、8番手から抜け出したのはアイスバブル。そのまま押し切るかに思われたが、後方5番手にいた1番人気のキングオブコージが圧倒的な末脚を爆発させてアイスバブルを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着のアイスバブルから半馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったステイフーリッシュが入った。そこから2馬身遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えたノーブルマーズが入線、さらにクビ差の5着には、後方2番手にいたゴールドギアが食い込み、さらにそこからクビ差の6着には2番人気のオセアグレイトが入った。