カムイユカラスプリント

レース展開

ダンディーヴォーグが全馬を率いる展開、そのあとを追走するカプリフレイバー

ダンディーヴォーグが逃げを打つ形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にカプリフレイバーが続く。そのすぐ後ろ、アドバイザーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはポッドギル。その1馬身後ろ、レッドラウダは中団やや前。ドリームメダリストは中団馬群のちょうど真ん中を追走。フランシスコダイゴは中団後方の位置。続いて、ダノンチャンスが8番手。そのあと、バーミンガムが9番手。ビヨンドボーダーズは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で折り合いをつけるのはイノデライト。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはマッチレスヒーロー。最後尾にナガタブラックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カムイユカラスプリント、アドバイザーが取柄である機動力を駆使した万全の競馬で10勝目を達成

先頭はダンディーヴォーグでリードは1馬身。単独の2番手にカプリフレイバーが続く。そのあと、アドバイザーが3番手。1馬身離れて、ポッドギルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは1番人気のカプリフレイバー。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいたアドバイザーがグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着には、2番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた1番人気のカプリフレイバーが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団後方の位置から非凡な末脚を発揮した2番人気のバーミンガムが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたポッドギルが入線した。