第10回 習志野きらっとスプリント (地方重賞)

レース展開

アザワクが隊列を引き連れる形、その直後にノブワイルドが取り付く

アザワクが主導権を奪う形となり、リードを1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にノブワイルドが続く。そのすぐ後ろ、ポッドギルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはクルセイズスピリツ。その1馬身後ろ、ストロングハートは中団やや前。ミラクルダマスクは中団馬群の真ん中を追走。キャンドルグラスとクイーンズテソーロは中団後方の位置取り。その後ろ、エイシンテキサスが9番手。スティンライクビーは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方2番手の位置で末脚を温存するのはフランシスコダイゴとトミケンキルカス。どん尻にロマンコスモがいる隊列で最初のコーナーを通過。

習志野きらっとスプリント、ノブワイルドが古豪の意地を見せる様な力感に満ちた走りで勝利を手に入れる

先頭はノブワイルドでリードは1馬身。単独の2番手にアザワクが続く。そのあと、ポッドギルが3番手。1馬身離れて、クルセイズスピリツが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を走る1番人気のノブワイルド。そのままノブワイルドが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は凄まじい脚色で追い迫った2番人気のキャンドルグラスを半馬身退けて勝利を手中に収めた。2着のキャンドルグラスから1馬身半差の3着には、9番手の位置から閃光のような末脚を発揮したフランシスコダイゴが入った。そこからクビ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えたアザワクが入線、さらに半馬身差の5着には、絶好位にいたポッドギルが食い込んだ。