第148回 天皇賞（秋） (G1)

レース展開

トウケイヘイローが先陣を切る形、少し差があってダイワファルコンとジェンティルドンナが続く

トウケイヘイローが逃げる形となり、リードを2馬身以上キープして集団を牽引。2番手にダイワファルコンとジェンティルドンナが並ぶ。その直後、レッドスパーダが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはコディーノ、アンコイルド、ダノンバラードら3頭。その1馬身後ろ、エイシンフラッシュとトーセンジョーダンは中団前め。ナカヤマナイトは中団馬群の真ん中付近を追走。ジャスタウェイは中団後方の位置。少し間が空いて、トゥザグローリーは後方6番手で前方各馬の動きを静観。オーシャンブルーは後方5番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。少し差があって、ヒットザターゲットは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはヴェルデグリーン。しんがりにレインスティックとフラガラッハがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（秋）、ジャスタウェイが出色の差し脚を発揮して秋の盾を手にする

先頭はトウケイヘイローでリードは1馬身。単独の2番手にジェンティルドンナが続く。その後ろ、ダイワファルコン、レッドスパーダ、ダノンバラードらが3番手。1馬身離れて、アンコイルドが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは1番人気のジェンティルドンナ。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたジャスタウェイが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた8頭を交わし、最後は後続に4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、2番手の位置からビュッとキレる脚で猛進した1番人気のジェンティルドンナが続き、2着と2馬身差の3着には、中団後方の位置から瞬発力に富んだ末脚を繰り出したエイシンフラッシュが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたアンコイルドが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団前目にいたコディーノが食い込み、さらにそこから2馬身差の6着にはナカヤマナイトが入った。