第33回 フェブラリーステークス (G1)

レース展開

コーリンベリーが後続を引き連れる展開、半馬身差の2番手を進むスーサンジョイ

コーリンベリーが端に立ち、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にスーサンジョイが続く。その後ろ、タガノトネールが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはモンドクラッセ、ロワジャルダン、モーニンら3頭。その1馬身後ろ、コパノリッキー、ベストウォーリア、グレープブランデーらは中団やや前。ホワイトフーガとアスカノロマンは中団後方の位置。パッションダンスは後方5番手で機を待つ。ノンコノユメは後方4番手に待機して機をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはローマンレジェンドとサノイチ。少し離れたしんがりにマルカフリートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フェブラリーS、モーニンが堅実な取り口でダートマイル王の座に就く

先頭はコーリンベリーでリードは体半分。2番手にスーサンジョイとタガノトネールが続く。そのあと、モンドクラッセとモーニンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいた2番人気のモーニンが一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、後方4番手の位置からシャープな伸び脚で追い上げた1番人気のノンコノユメが続き、2着とアタマ差の3着には、中団後方の位置から息の長い末脚を発揮したアスカノロマンが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、同じく中団後方で直線を迎えたベストウォーリアが入線、さらにクビ差の5着には、中団前目にいたロワジャルダンが食い込んだ。