2歳未勝利

レース展開

ウォータージーニーが馬群を引き連れる形、半馬身差の2番手にエイシンデュエラーが取り付く

主導権を握ったのはウォータージーニー。半馬身のリードで馬群を先導。2番手にエイシンデュエラーが続く。そのあと、ターゲサンブルックが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアダマスミノル、アナザーゲート、ニシノメイタンテイら3頭。その1馬身後ろ、ザヴォーグ、インパクトベースン、サトノジークらは中団前目。トーホウムーランとニホンピロペリーは中団後方の位置。ベイパーコーンは後方5番手に待機して機をうかがう。ダンツエスプリは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはグレートキャンベラ。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはエリックバローズ。最後方にミラクルスターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ターゲサンブルックが取柄である機動力を活かした万全の競馬で未勝利勝ち

先頭はグレートキャンベラでリードは半馬身。2番手にウォータージーニーとエイシンデュエラーが続く。その直後、アダマスミノルとターゲサンブルックが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいた1番人気のターゲサンブルックが目を見張るような末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着には、中団前目の位置から持ち味のスタミナで最後まで奮闘したザヴォーグが続き、2着と半馬身差の3着には、中団後方の位置から力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったトーホウムーランが入った。そこからクビ差遅れた4着には、10番手で直線を迎えたダンツエスプリが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団にいたニシノメイタンテイが食い込んだ。2番人気のベイパーコーンは後方4番手にいたが伸びきれず9着に敗れた。