第8回 ヴィクトリアマイル (G1)

レース展開

アイムユアーズが後続を引っ張る形、2番手に続くヴィルシーナ

ハナを奪ったのはアイムユアーズ。リードを1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にヴィルシーナが続く。そのすぐ後ろ、マイネイサベルとメーデイアが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはドナウブルーとサウンドオブハート。その1馬身後ろ、オールザットジャズ、ザッハトルテ、アドマイヤセプターらは中団前寄り。ハナズゴール、ホエールキャプチャ、イチオクノホシらは中団後方の位置取り。エーシンメンフィスは後方6番手に控えて前方各馬の動きを静観。ジョワドヴィーヴルは後方5番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはゴールデングローブ、レインボーダリア、フミノイマージン。どん尻にアロマティコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴィクトリアマイル、ヴィルシーナが直線の熾烈な闘いを鼻差でモノにしてマイル女王の称号を手に入れる

先頭はアイムユアーズでリードは1馬身。2番手にマイネイサベルとヴィルシーナが続く。その直後、ドナウブルーとメーデイアが4番手。1馬身離れて、オールザットジャズとサウンドオブハートが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた1番人気のヴィルシーナが総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで追い迫ったホエールキャプチャをハナ差で抑え込み勝利を収めた。2着のホエールキャプチャから半馬身差の3着には、2番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したマイネイサベルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたジョワドヴィーヴルが入線、さらに半馬身差の5着には、好位にいたドナウブルーが食い込み、さらにそこからクビ差の6着には2番人気のハナズゴールが入った。