第71回 皐月賞 (G1)

レース展開

エイシンオスマンが馬群を引っ張る展開、2番手の位置にベルシャザールが取り付く

エイシンオスマンが先陣を切る形となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にベルシャザールが続く。その後ろ、ステラロッサとプレイが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはダノンバラードとビッグロマンス。その1馬身後ろ、カフナは中団前目。サダムパテック、ナカヤマナイト、ダノンミル、フェイトフルウォーらは中団馬群の真ん中あたりを併走。オルフェーヴル、リベルタス、トーセンラーらは中団後方の位置。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはロッカヴェラーノとデボネア。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはオールアズワン。殿にノーザンリバーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

皐月賞、オルフェーヴルが圧倒的な差し脚を弾けさせてクラシックの一冠目を手にする

先頭はエイシンオスマンでリードは2馬身以上。単独の2番手にベルシャザールが続く。その後ろ、ステラロッサとプレイが3番手。1馬身離れて、ダノンバラード、ビッグロマンス、カフナらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、8番手から抜け出したのは1番人気のサダムパテック。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたオルフェーヴルが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着には、中団前目の位置から迫力満点の伸びを見せた1番人気のサダムパテックが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、先行勢の後ろの位置からゴールまでジンワリと伸びたダノンバラードが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた14番人気のデボネアが入線、さらに半馬身差の5着には、中団前目にいた2番人気のナカヤマナイトが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着には15番人気のロッカヴェラーノが入った。