フリーウェイステークス

レース展開

スパインが全馬をリードする展開、そのあとを追走するエレスサール

スパインが果敢にハナを切り、後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にエレスサールが続く。そのすぐ後ろ、スクールボーイとダイワメンフィスが3番手の好位につける。その直後、カタナは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはエイシンデピュティ。その1馬身後ろ、ワキノカイザーとトニービーバーは中団やや前。ショーストッパー、ビーナスライン、フィレンツェらは中団馬群の真ん中を併走。ガブリンとピサノグラフは中団後方の位置。サクセスドマーニとシンボリスナイパーは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を据えて運ぶのはシゲルドントイケ。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはチアフルワールド。しんがりにウォーターヘンリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フリーウェイS、ダイワメンフィスが天授のレースセンスを活かした巧妙な内容で制す！

先頭はスパインでリードは1馬身。単独の2番手にエレスサールが続く。そのあと、スクールボーイとダイワメンフィスが3番手。1馬身離れて、カタナとトニービーバーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいたダイワメンフィスがぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食い下がる1番人気のカタナを3/4馬身振り切りトップでゴールを走り抜けた。2着のカタナからクビ差の3着には、2番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったエレスサールが入った。そこからハナ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたスクールボーイが入線、さらに1馬身差の5着には、中団後方にいたワキノカイザーが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはエイシンデピュティが入った。2番人気のフィレンツェは中団前目にいたがいいところなく9着に敗れた。