第6回 ヴィクトリアマイル (G1)

レース展開

オウケンサクラが馬群を引き連れる形、少し離れた2番手にエーシンリターンズが続く

主導権を奪ったのはオウケンサクラ。後続との差を2馬身以上保って馬群を先導。単独の2番手にエーシンリターンズが続く。続いて、レディアルバローザ、コスモネモシン、アプリコットフィズらが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはグランプリエンゼルとアンシェルブルー。その1馬身後ろ、ディアアレトゥーサは中団やや前。ブロードストリート、カウアイレーン、ショウリュウムーン、アパパネらは中団後方の位置。後方7番手で腰を据えて折り合いをつけるのはアニメイトバイオ、ブエナビスタ、ブラボーデイジーら3頭。後方2番手の位置で力を溜めるのはワイルドラズベリー。殿にスプリングサンダーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴィクトリアマイル、アパパネが強力な末脚を炸裂させてマイル女王の称号を手にする

先頭はオウケンサクラでリードは5馬身以上。単独の2番手にエーシンリターンズが続く。そのあと、レディアルバローザとコスモネモシンが3番手。そのすぐ後ろ、アプリコットフィズが5番手。1馬身離れて、グランプリエンゼルとアンシェルブルーが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、中団後方にいた2番人気のアパパネが鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った1番人気のブエナビスタをクビ差で封じて勝利を挙げた。2着のブエナビスタからクビ差の3着には、3番手の位置からゴールまでじわりじわりと伸びたレディアルバローザが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた14番人気のグランプリエンゼルが入線、さらに3/4馬身差の5着には、同じく先行勢の後ろにいたアンシェルブルーが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはスプリングサンダーが入った。