バンケーティング（1998年生、母リバーガーネット）
Ban Cating
1998.02.26
バンケーティング（1998年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時11歳）と交配したリバーガーネットが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、地方62戦21勝2着5回。2002年のマイルチャンピオンシップ南部杯(G1)で2着に入った他、2001年のダービーグランプリ(G1)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、ベルモントファームから「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。
平澤芳三厩舎（盛岡）へ入厩。
2歳（2000年）
10月21日、デビュー戦は畠山信一騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月20日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズノカイソクから2馬身半差の2着に敗北した。
12月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカツラハヤブサに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。
12月17日、中1週で迎えた4戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノトレジャーに1馬身1/4の差をつけて2勝目をつかんだ。
12月29日、中1週で迎えた5戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノロイヤルに1馬身半の差をつけて優勝
3歳（2001年）
4月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳B1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラティアラに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
4月21日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた7戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初音特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコマガタフウジンに約10馬身の大差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
5月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシャイニングスカイに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
6月3日、中3週で迎えた9戦目は、一般A2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月17日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、3歳地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンダーデュラブを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月29日、中5週で迎えた11戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルーデンスに5馬身の差をつけて8勝目を挙げた。
9月1日、中4週で迎えた12戦目は、すずらん賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は畠山信一騎手（6戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイフレンドピュアから1馬身3/4差の2着に敗北した。
9月24日、中2週で迎えた13戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
10月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、3歳地方重賞の東北ダービー（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウテンペガサスに2馬身の差をつけて勝利をモノにする
12月2日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた15戦目は、3歳地方重賞のウインターカップ（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベーシックフジに6馬身の差をつけて10勝目を達成した。
12月31日、中3週で迎えた16戦目は、地方重賞の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーヨーリンカーンを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って勝利数を11に伸ばす
4歳（2002年）
4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、まんさく賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトーヨーリンカーンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
5月12日、中3週で迎えた18戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したトーヨーリンカーンに半馬身届かず2着に敗北した。
5月26日、中1週で迎えた19戦目は、あすなろ賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトニージェントに1馬身の差をつけて制した。
6月23日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るセントアトラスを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って優勝
7月22日、中3週で迎えた21戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（8戦6勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。
8月18日、中3週で迎えた22戦目は、地方重賞のみちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は畠山信一騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
9月15日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（9戦5勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。
10月14日、中3週で迎えた24戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（10戦5勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトーホウエンペラーを3/4馬身捉え切れず2着となった。
11月4日、中2週で迎えた25戦目は、G1のJBCクラシック（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（9戦6勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
11月24日、中2週で迎えた26戦目は、地方重賞の北上川大賞典（盛岡ダート2500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（10戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のトニージェントを半馬身振り切って勝利数を15に伸ばす
12月29日、中4週で迎えた27戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（11戦5勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。
5歳（2003年）
3月5日、中8週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた28戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
4月24日、中6週で迎えた29戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。
5月28日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた30戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。
10月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた31戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート1790m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。
11月3日、中2週で迎えた32戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、G1のJBCクラシック（大井ダート2000m 雨/良）に出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた33戦目は、G2の彩の国 浦和記念（浦和ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。
12月10日、中2週で迎えた34戦目は、地方重賞のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。
6歳（2004年）
2月11日、中8週で迎えた35戦目は、地方重賞の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。
4月11日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、まんさく賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月5日、中2週で迎えた37戦目は、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
5月30日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた38戦目は、かきつばた賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月13日、中1週で迎えた39戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。
7月19日、中4週で迎えた40戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。
8月8日、中2週で迎えた41戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウツミジョーダンに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。
8月29日、中2週で迎えた42戦目は、すずらん賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。11着に敗れた。
9月12日、中1週で迎えた43戦目は、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
7歳（2005年）
4月20日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた44戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ミラクルアドマイヤ賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のカサロスを半馬身振り切って久方ぶりの一戦を物にした。
5月18日、中3週で迎えた45戦目は、日本軽種馬登録協会特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のビコーアファイアに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
8歳（2006年）
4月19日、約11か月の休養明けで迎えた46戦目は、門別温泉とねっこの湯特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた47戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6月8日、中4週で迎えた48戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。
6月22日、中1週で迎えた49戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
7月20日、中3週で迎えた50戦目は、地方重賞の星雲賞（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月17日、中3週で迎えた51戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。
12月19日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた52戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月27日、連闘で迎えた53戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。
9歳（2007年）
1月8日、中1週で迎えた54戦目は、ニューイヤー特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。
4月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた55戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカイジンクンに8馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。
4月16日、中1週で迎えた56戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた57戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。
5月14日、中0週で迎えた58戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレーベンを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。
5月29日、中1週で迎えた59戦目は、ガーベラ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
6月10日、中1週で迎えた60戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイケグットフェローに4馬身の差をつけて優勝
7月2日、中2週で迎えた61戦目は、ルビー特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。
9月10日、中9週で迎えた62戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のツルギエイブルマンをクビ差振り切って勝利数を21に伸ばす