サルサディオーネ（2014年生、母サルサクイーン）

サルサディオーネ（2014年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋ギリシャ神話の天空の女神」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時15歳）と交配したサルサクイーンが16歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は荒谷牧場。2022年のさきたま杯(Jpn2)に勝利した他、2021年の日本テレビ盃(Jpn2)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

11月13日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は498kg。17頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

12月10日、中3週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアオイテソーロに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（2017年）

1月7日、中3週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

2月11日、中4週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

7月2日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のアオイテソーロに5馬身の差をつけて休み明けの一戦を物にした。

8月6日、中4週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のレパードステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ローズプリンスダムに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

10月5日、中8週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定Jpn2のレディスプレリュード（大井ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり14着に敗れた。

11月5日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦1勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

12月28日、中7週で迎えた9戦目は、ベテルギウスステークス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい11着に終わった。

4歳（2018年）

1月21日、中2週で迎えた10戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

2月28日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山元気騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月21日、中6週で迎えた12戦目は、牝馬限定G3の福島牝馬ステークス（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で丸山元気騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

6月3日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の三浦特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山元気騎手（6戦1勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま精一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のタガノカトレアに1馬身1/4の差をつけて優勝

6月30日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下の白川郷ステークス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、リードを2馬身以上確保して、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

8月12日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上1600万下の柳都ステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた16戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのBSN賞（新潟ダート1800m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のナムラミラクルをハナ差振り切って4勝目を挙げた。

11月4日、中9週で迎えた17戦目は、牝馬限定Jpn1のJBCレディスクラシック（京都ダート1800m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は丸山元気騎手（8戦2勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

12月12日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定のハンデJpn3のクイーン賞（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、勝ったアイアンテーラーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5歳（2019年）

1月30日、中6週で迎えた19戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（10戦2勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた20戦目は、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山元気騎手（11戦2勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5月5日、中9週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンのブリリアントステークス（東京ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

7月4日、中8週で迎えた22戦目は、牝馬限定Jpn3のスパーキングレディーカップ（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ファッショニスタに交わされて4馬身差の2着となった。

8月24日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンのBSN賞（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイファーイチオーにハナ差交わされて2着に惜敗した。

10月6日、中5週で迎えた24戦目は、グリーンチャンネルカップ（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

11月17日、中5週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンの霜月ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って13着に終わった。

6歳（2020年）

1月22日、中8週で迎えた26戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定Jpn3のTCK女王盃（大井ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた27戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のタービランスに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

3月5日、中2週で迎えた28戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

4月2日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、牝馬限定Jpn3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメモリーコウに2馬身の差をつけて待望の重賞初制覇を果たした。

5月13日、中5週で迎えた30戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/良）に牝馬ながら57kgの斤量を背負って出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

6月17日、中4週で迎えた31戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、カジノフォンテンにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月15日、中3週で迎えた32戦目は、Jpn3のスパーキングレディーカップ（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

9月17日、中8週で迎えた33戦目は、宮前オープン（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイリオンに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月30日、中1週で迎えた34戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

11月3日、中4週で迎えた35戦目は、牝馬限定Jpn1のJBCレディスクラシック（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（5戦2勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた36戦目は、牝馬限定のハンデJpn3のクイーン賞（船橋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアッシェンプッテルに2馬身半の差をつけて重賞2勝目を挙げた。

7歳（2021年）

2月11日、中9週で迎えた37戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（7戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた38戦目は、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（8戦3勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、マルシュロレーヌに3/4馬身交わされて2着となった。

4月7日、中4週で迎えた39戦目は、牝馬限定Jpn3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（9戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

5月5日、中3週で迎えた40戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（10戦3勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

7月8日、中8週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた41戦目は、Jpn3のスパーキングレディーカップ（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で矢野貴之騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリネンファッションに6馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルを獲得した。

8月31日、中7週で迎えた42戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で矢野貴之騎手（12戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のティーズダンクを半馬身振り切って順当に勝利した。

9月29日、中3週で迎えた43戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で矢野貴之騎手（13戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力でひたむきに粘り続けて、最後は2着のダノンファラオを半馬身振り切って3連勝で4つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

11月3日、中4週で迎えた44戦目は、Jpn1のJBCレディスクラシック（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で矢野貴之騎手（14戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた45戦目は、牝馬限定のハンデJpn3のクイーン賞（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で矢野貴之騎手（15戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、ダイアナブライトにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8歳（2022年）

2月2日、中8週で迎えた46戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で矢野貴之騎手（16戦6勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた47戦目は、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で矢野貴之騎手（17戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、ショウナンナデシコに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月13日、中5週で迎えた48戦目は、牝馬限定Jpn3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 晴/良）に牝馬ながら58kgの斤量を背負って出走。鞍上は17戦連続で矢野貴之騎手（18戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ショウナンナデシコに交わされて8馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中6週で迎えた49戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で矢野貴之騎手（19戦6勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のティーズダンクをアタマ差振り切って重賞5勝目を挙げた。

7月6日、中4週で迎えた50戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のスパーキングレディーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に牝馬ながら58kgの斤量を背負って出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月28日、中7週で迎えた51戦目は、牝馬限定M1のビューチフルドリーマーカップ（盛岡ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（20戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコーラルツッキーに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月28日、中3週で迎えた52戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（21戦8勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月3日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた53戦目は、牝馬限定Jpn1のJBCレディスクラシック（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（22戦8勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

12月22日、中6週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた54戦目は、S1のゴールドカップ（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、スマイルウィに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9歳（2023年）

3月1日、中9週で迎えた55戦目は、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（23戦8勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

2023年3月3日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。