ダイショウルシアン（2005年生、母ユノクリスピー）

ダイショウルシアン（2005年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ロシアの」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時6歳）と交配したユノクリスピーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方74戦7勝2着11回。主な勝ち鞍は2007年のホープフル。

経歴

デビュー前

2歳のとき、下河辺牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって315万円で落札された。

田村光則厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2007年）

8月18日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 小雨/稍重）に出走。馬体重は416kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月24日、中4週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた2戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコンバットキックに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の純情米いわてひとめぼれ杯（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月3日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず3着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた6戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の弘前城雪燈籠まつり杯（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモエレハナオーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

3歳（2008年）

4月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の菜の花賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた9戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のガーベラ賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサイレントヘネシーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月13日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の織姫賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（4戦2勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた13戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクリティカルマスを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

8月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B1（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクリティカルマスに5馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

9月22日、中1週で迎えた16戦目は、安比温泉レース（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた17戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第1戦）（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のウイナーカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（9戦3勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモテンロウを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた19戦目は、岩谷堂箪笥レース（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた20戦目は、JA江刺りんご杯（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（11戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月1日、中1週で迎えた21戦目は、牛の博物館レース（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（12戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた22戦目は、鳥越の滝レース（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（13戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（2009年）

3月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた23戦目は、茂師海岸レース（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（14戦3勝）。7頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

5月3日、中5週で迎えた24戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（15戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2（盛岡芝1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（16戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた26戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（17戦3勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた27戦目は、奥州市南部鉄器まつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で陶文峰騎手（18戦3勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月12日、中1週で迎えた28戦目は、三種町・じゅんさいの館レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で陶文峰騎手（19戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフーマを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で陶文峰騎手（20戦3勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた30戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で陶文峰騎手（21戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた31戦目は、初秋の早坂高原花めぐりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた32戦目は、北上市立鬼の館レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るセイウンエースを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月18日、中1週で迎えた34戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、成吉思汗の店羅夢賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルブツジャンボを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた36戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、鳴瀬太鼓レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた38戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したグラスバラードを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

5歳（2010年）

4月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はウインヘリオスと並んで2着同着となった。

5月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、北上川ゴムボート川下りレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた44戦目は、一般C1五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェベルロバーツを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

7月4日、中3週で迎えた45戦目は、三陸リアス賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原勲騎手（13戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったクォークに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた46戦目は、田瀬湖賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原勲騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた47戦目は、南昌山賞（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた48戦目は、お米LOTOスペシャル（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた49戦目は、一般B2十（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したストリートダンスを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた50戦目は、一般B2七（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（15戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のラビットジーズニに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

10月4日、中1週で迎えた51戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、シルバーホイップ賞（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた52戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（16戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のココロノマドに1馬身1/4の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

11月1日、中1週で迎えた53戦目は、もみじ賞（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（22戦3勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた54戦目は、みそに会岩手競馬応援レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

12月12日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた55戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（17戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた56戦目は、モツ家権カップ（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（18戦4勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6歳（2011年）

5月14日、約4か月半の休み明けで迎えた57戦目は、がんばろう山田（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた58戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（19戦4勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた59戦目は、賢治のイーハトーブまつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（20戦4勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したタケデンエビスにハナ差届かず2着となった。

7月9日、中2週で迎えた60戦目は、つなぎ温泉御所湖まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（21戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた61戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（22戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた62戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、JRA VS 岩手競馬第2戦（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた63戦目は、田瀬湖賞（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（23戦4勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた64戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（24戦4勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた65戦目は、新横手駅オープン記念レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（25戦4勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた66戦目は、埋蔵文化財調査センターレース（盛岡ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（26戦4勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったマルブツロックに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月30日、中1週で迎えた67戦目は、美好玩具「こども縁日」賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（27戦4勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた68戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた69戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、健康第一はとむぎレース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7歳（2012年）

1月2日、中2週で迎えた70戦目は、初夢宝船レース（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた71戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

5月20日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた72戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月10日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた73戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた74戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

7月21日、中2週で迎えた75戦目は、一般C2六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。