スマートギア（2005年生、母スケアヘッドライン）

スマートギア（2005年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ギア。加速が優れた馬」。毛色は栗毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時13歳）と交配したスケアヘッドラインが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、中央平地52戦5勝2着8回、中央障害7戦1勝2着1回。2009年の京都大賞典(G2)で2着に入った他、2008年の菊花賞(G1)で4着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

当歳のとき、大栄牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、レックスによって945万円で落札された。

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

1月6日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた4戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブレイブファイトに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

5月31日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグローリーシーズをクビ差振り切って雨中の戦いを制した。

7月6日、中4週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、4着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したホワイトピルグリムに半馬身届かず2着に敗北した。

8月30日、中3週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の玄海特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、伸びてきたナムラクレセント決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の野分特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るタマモナイスプレイを圧倒的な末脚で3/4馬身差し切って3勝目を手中に収めた。

10月26日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた10戦目は、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で武豊騎手（4戦3勝）。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入った。

12月13日、中6週で迎えた11戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の元町ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2009年）

4月25日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、4歳以上1600万下のメルボルントロフィー（京都芝2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は武豊騎手（5戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1600万下の晩春ステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（6戦3勝）。17頭立ての2番人気に推されて18番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のロードアリエスに1馬身1/4の差をつけて4勝目を手中に収めた。

5月30日、中1週で迎えた14戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（7戦4勝）。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、5着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた15戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（8戦4勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

8月16日、中6週で迎えた16戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の天の川ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したホーマンファラオに半馬身届かず2着に敗北した。

9月21日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の西宮ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（9戦4勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したナムラクレセントにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月11日、中2週で迎えた18戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したオウケンブルースリを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月8日、中3週で迎えた19戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた20戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（10戦4勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したアクシオンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

5歳（2010年）

1月5日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデG3の京都金杯（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（11戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したライブコンサートに半馬身届かず2着に敗北した。

4月17日、約3か月半の休養明けで迎えた22戦目は、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた23戦目は、都大路ステークス（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた24戦目は、G2の金鯱賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

6月27日、中3週で迎えた25戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。17頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（12戦4勝）。17頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（13戦4勝）。17頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、6着に終わった。

10月10日、中5週で迎えた28戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

6歳（2011年）

10月30日、約13か月の休養明けで迎えた29戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、カシオペアステークス（京都芝1800m 外回り小雨/良）に出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

12月3日、中4週で迎えた30戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

7歳（2012年）

1月15日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（14戦4勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた32戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、逃げるエーシンジーラインにクビ差届かず2着となった。

3月4日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデG3の中日新聞杯（中京芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。17頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダンツホウテイに1馬身3/4の差をつけて悲願の重賞初制覇を果たした。

5月6日、中8週で迎えた34戦目は、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた35戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦でオープンの米子ステークス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松山弘平騎手（4戦1勝）。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に敗れた。

8歳（2013年）

3月31日、約9か月半の休み明けで迎えた37戦目は、G2の産経大阪杯（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松山弘平騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた38戦目は、G2のマイラーズカップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松山弘平騎手（6戦1勝）。18頭立ての18番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず13着に終わった。

6月1日、中5週で迎えた39戦目は、G3の鳴尾記念（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で松山弘平騎手（7戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

6月23日、中2週で迎えた40戦目は、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で松山弘平騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月28日、約3か月の休養明けで迎えた41戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は10戦連続で松山弘平騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月10日、中5週で迎えた42戦目は、ハンデ戦でオープンのアンドロメダステークス（京都芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた43戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず14着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデG3の朝日チャレンジカップ（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦0勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

9歳（2014年）

1月5日、中3週で迎えた45戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の京都金杯（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

2月23日、中6週で迎えた46戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（10戦1勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた47戦目は、ハンデG3の中日新聞杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（11戦1勝）。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

5月11日、中7週で迎えた48戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の新潟大賞典（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

6月1日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた49戦目は、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（12戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

11月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた50戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

10歳（2015年）

2月22日、約3か月半の休み明けで迎えた51戦目は、ハンデG3の小倉大賞典（小倉芝1800m 小雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

5月23日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた52戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月29日、約6か月半の休養明けで迎えた53戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、G3の京阪杯（京都芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

11歳（2016年）

1月10日、中5週で迎えた54戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月13日、中8週で迎えた55戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアロヒラニから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月10日、中3週で迎えた56戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原田和真騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた57戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月15日、約5か月半の休養明けで迎えた58戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のツジスーパーサクラに7馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

11月19日、中4週で迎えた59戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。