フミノコマチ（2004年生、母フミノアモール）

フミノコマチ（2004年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋小町」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時11歳）と交配したフミノアモールが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）齊藤英牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方29戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は2009年の一般C21。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

4月29日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた3戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入った。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

8月26日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月23日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

11月14日、中6週で迎えた7戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C30（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルモントポケットから6馬身差の2着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、一般C30（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C28（荒尾ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノアテストに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月29日、中1週で迎えた10戦目は、一般C25（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（2008年）

1月16日、中2週で迎えた11戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトシイチロマンから2馬身半差の2着に敗北した。

1月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中純騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカツイチビークァイに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったファインパレスから1馬身差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（7戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月29日、中2週で迎えた16戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタラートキンギンから1馬身半差の2着に敗北した。

5月11日、中5週で迎えた17戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、玉置春代さんに乾杯!（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は田中純騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（10戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた20戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C17（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイイレブンをクビ差制して3勝目を獲得した。

7月22日、中2週で迎えた21戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（11戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月27日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノマキジョウからアタマ差の2着に甘んじた。

9月10日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた23戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（12戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベガキッスローマンに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（13戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（14戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルファイファンに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた26戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（15戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた27戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた28戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（16戦4勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた30戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイパービートから3/4馬身差の2着となった。

5歳（2009年）

1月14日、中1週で迎えた31戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、新春特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（17戦4勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた33戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（18戦4勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた34戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（19戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイメイリリーから2馬身差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた35戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンキャニオンをクビ差制して6勝目をマークした。