ベルセブンティーン（2018年生、母クールトップレディ）
Bell Seventeen
2018.04.24
ベルセブンティーン（2018年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時7歳）と交配したクールトップレディが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大栄牧場。主な勝ち鞍は2020年のドリームチャレンジ。
経歴
デビュー前
1歳のとき、大栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、子安裕樹によって388.8万円で落札された。
小久保智厩舎（浦和）へ入厩。
2歳（2020年）
11月27日、デビュー戦は保園翔也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は485kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のカイレイダディに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
3歳（2021年）
1月19日、中7週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳オープンの’21桃花賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。
5月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦ののびのびシティさいたま市賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。
5月31日、中2週で迎えた4戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。
12月23日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のニシノイルマーレに4馬身の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。
4歳（2022年）
1月19日、中3週で迎えた6戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のヒガシブレーヴに1馬身半の差をつけて3勝目を収める
2月21日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（4戦3勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。
4月25日、中8週で迎えた8戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で保園翔也騎手（5戦3勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。
7月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。
8月10日、中2週で迎えた10戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
8月31日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ロマンスピネルに3/4馬身交わされて2着となった。
5歳（2023年）
1月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg絞って迎えた12戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピースリアンに5馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。
2月13日、中4週で迎えた13戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピースリアンに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
3月21日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の春分の日特別（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。
デビュー前
1歳のとき、大栄牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、子安裕樹によって388.8万円で落札された。
小久保智厩舎（浦和）へ入厩。
6月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、イサチルウキウキに交わされて4馬身差の2着となった。
6月27日、中1週で迎えた16戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般B3 C1（浦和ダート800m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
7月19日、中2週で迎えた17戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ステラセイコーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
9月1日、中5週で迎えた18戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。
10月18日、中6週で迎えた19戦目は、寄居特産!風布・小林みかん賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は室陽一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。
11月13日、中3週で迎えた20戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。
12月7日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、木澤奨騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のC1C2選抜牝馬（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。
12月29日、中2週で迎えた22戦目は、牝馬限定戦のBSフジ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木澤奨騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。
6歳（2024年）
2月15日、中6週で迎えた23戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木澤奨騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。
2月28日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木澤奨騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。
3月21日、中2週で迎えた25戦目は、牝馬限定戦のうみへび座特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（7戦3勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。
5月2日、中5週で迎えた26戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、サッポロGOLD STAR特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた27戦目は、たきかわ菜の花まつり特別（門別ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた28戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、ぴっぷ130年記念特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。
6月13日、中1週で迎えた29戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、とままえメロン特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。
6月27日、中1週で迎えた30戦目は、ナンテン特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。
7月10日、中1週で迎えた31戦目は、日高山脈襟裳十勝国立公園特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。
7月24日、中1週で迎えた32戦目は、ふるさと日高応援特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
8月7日、中1週で迎えた33戦目は、レコードな町新冠特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。
9月2日、中3週で迎えた34戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。
9月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のダズンフラワーに1馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
9月29日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。
10月13日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、山王岩賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。