ナムラハンニバル（2001年生、母パンペロウ）
Namura Hannibal
2001.03.22
ナムラハンニバル（2001年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋カルタゴの名将」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時8歳）と交配したパンペロウが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は土井牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方41戦29勝2着4回。2006年の中島記念(地方重賞)に勝利した他、2006年の大阿蘇大賞典(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2004年）
5月22日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。
5月29日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。
10月26日、約5か月の休養明けで馬体重を前走からさらに17kg減らして迎えた3戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムオオゾラに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
11月10日、中1週で迎えた4戦目は、一般C18（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のライズインフェイムに3馬身の差をつけて2勝目を収める
11月23日、中1週で迎えた5戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のバーンズフォンテンに4馬身の差をつけて3勝目をゲットした。
12月7日、中1週で迎えた6戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズチーターに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
12月31日、中2週で迎えた7戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は新町充寿騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムスペシャルに約15馬身の大差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
4歳（2005年）
1月26日、中3週で迎えた8戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノイチモンジに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
2月16日、中2週で迎えた9戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で新町充寿騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズチーターに6馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
3月16日、中3週で迎えた10戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で新町充寿騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノツイスターからアタマ差の2着に甘んじた。
4月20日、中4週で迎えた11戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で新町充寿騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノツイスターに7馬身の差をつけて優勝
5月18日、中3週で迎えた12戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で新町充寿騎手（8戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノツイスターに3馬身の差をつけて9勝目を奪取した。
5月31日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で新町充寿騎手（9戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノイチモンジに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で新町充寿騎手（10戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノツイスターに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
6月28日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で新町充寿騎手（11戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノイチモンジに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
7月26日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で新町充寿騎手（12戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノイチモンジに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
8月23日、中3週で迎えた17戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で新町充寿騎手（13戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイキーライアンに7馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
9月20日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で新町充寿騎手（14戦13勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムマンボに5馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。
10月5日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で新町充寿騎手（15戦14勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマイキーライアンに4馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。
11月6日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で新町充寿騎手（16戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラドランロージーに4馬身の差をつけて10連勝を達成した。
11月27日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で新町充寿騎手（17戦16勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒカリエイシンに約14馬身の大差をつけて連勝数を11に伸ばした。
12月21日、中2週で迎えた22戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で新町充寿騎手（18戦17勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムワールドに1馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。
5歳（2006年）
1月11日、中2週で迎えた23戦目は、久住山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で新町充寿騎手（19戦18勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイヴォーリズに6馬身の差をつけて連勝数を13に伸ばした。
2月11日、中3週で迎えた24戦目は、立春特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で新町充寿騎手（20戦19勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインターキャストに8馬身の差をつけて連勝数を14に伸ばした。
2月21日、中0週で迎えた25戦目は、大船山カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で新町充寿騎手（21戦20勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコウセイユキムスメに半馬身の差をつけて連勝数を15に伸ばした。
3月14日、中2週で迎えた26戦目は、地方重賞の大阿蘇大賞典（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で新町充寿騎手（22戦21勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のツルギデンカに半馬身の差をつけて連勝数を16に伸ばした。
4月19日、中4週で迎えた27戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンパキラに8馬身の差をつけて連勝数を17に伸ばした。
5月2日、中1週で迎えた28戦目は、筒ケ岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（23戦22勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のベストフジに約13馬身の大差をつけて連勝数を18に伸ばした。
9月23日、約5か月の休養明けで迎えた29戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。
10月21日、中3週で迎えた30戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベルチャイムを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
11月11日、中2週で迎えた31戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルチャイムを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利数を26に伸ばす
11月25日、中1週で迎えた32戦目は、松浦川特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシルクメイジャーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。
12月24日、中3週で迎えた33戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイキシリウスに4馬身の差をつけて勝利数を28に伸ばす
6歳（2007年）
1月28日、中4週で迎えた34戦目は、由布岳特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタイキヘリオスに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
2月12日、中1週で迎えた35戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦4勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。
3月4日、中2週で迎えた36戦目は、雲仙岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
11月21日、約8か月半の休み明けで迎えた37戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、有明新報カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月5日、中1週で迎えた38戦目は、RKK特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムデウスから3/4馬身差の2着となった。
12月31日、中3週で迎えた39戦目は、地方重賞の肥後の国グランプリ（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったエランセから5馬身差の2着に敗北した。
7歳（2008年）
1月16日、中1週で迎えた40戦目は、荒尾金盃（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた41戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、パールカップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月25日、中2週で迎えた42戦目は、地方重賞の九州王冠（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月19日、中2週で迎えた43戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。