モエレフェニックス（2002年生、母イブキピンクレディ）

モエレフェニックス（2002年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋不死鳥」。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時16歳）と交配したイブキピンクレディが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、中央平地21戦2勝、中央障害2戦0勝、地方52戦10勝2着3回。2004年のクローバー賞(オープン)に勝利した他、2009年の九州王冠(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、カナイシスタッドから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、中村畜産によって6,300万円で落札された。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

5月18日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスノーランデブーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモメンツェルに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月7日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアブソルートダンスから1馬身差の2着に敗北した。

8月10日、中4週で迎えた4戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジャングルポケット賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサウンドイモンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、2歳オープンのクローバー賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて、最後は2着のキングストレイルをハナ差振り切って制した。

10月2日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた6戦目は、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

3歳（2005年）

2月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた7戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の共同通信杯（東京芝1800m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた9戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月15日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の神無月ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

11月5日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下のブラジルカップ（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

12月18日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の市川ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

4歳（2006年）

1月9日、中2週で迎えた13戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の初富士ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

5月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の朱雀ステークス（京都芝1200m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず17着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた15戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のむらさき賞（東京芝1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るサウスポールをクビ差だけ差し切って久しぶりに白星を挙げた。

6月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の漁火特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

7月8日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の松島特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた18戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の五頭連峰特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

11月11日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、3歳以上1000万下（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のオリエンタル賞（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下の幕張特別（中山芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた22戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

5歳（2007年）

4月7日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の吾妻小富士賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい14着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上1000万下の石和特別（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（4戦1勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた25戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の秩父特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた26戦目は、’07メトロポリタンジューンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（5戦1勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月8日、中4週で迎えた27戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた29戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の楽天クレジット杯（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、最後はワタリシャンハイと並んで3着同着となった。

12月4日、中1週で迎えた30戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のアクアライン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったサウンドサンデーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

12月26日、中2週で迎えた31戦目は、S3のテレビ埼玉杯（浦和ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

6歳（2008年）

1月31日、中4週で迎えた32戦目は、多摩川オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた33戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の如月特別（浦和ダート1900m 雨/不良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

2月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、ハンデ戦のきさらぎ特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

7月17日、約4か月半の休み明けで迎えた35戦目は、ハンデ戦の平塚宿特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた36戦目は、ハンデ戦のダリア特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月8日、中6週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の長月特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた38戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた39戦目は、良月特別（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の川崎宿特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

11月17日、中0週で迎えた41戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、カムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7歳（2009年）

1月11日、中7週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた42戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、宝満山特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた43戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、鶴見岳特別（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた44戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、天山特別（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカオリエスペランサに3馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた45戦目は、鏡山特別（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた46戦目は、KJ2のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月19日、中4週で迎えた47戦目は、由布岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた48戦目は、九千部山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた49戦目は、阿蘇山特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

6月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた50戦目は、地方重賞の九州王冠（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムカチボシに4馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

8歳（2010年）

2月16日、約8か月の休み明けで馬体重を前走からさらに21kg減らして迎えた51戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、萌黄特選（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月3日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた52戦目は、お雛祭り特選（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月4日、中4週で馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた53戦目は、普賢岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた54戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムマーチから3/4馬身差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた55戦目は、雲仙岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた56戦目は、初夏特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムアツヒメに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月4日、中1週で迎えた57戦目は、多良岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムメデテカに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月17日、中1週で迎えた58戦目は、みなづき特別（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテットウテツビに9馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月17日、中3週で迎えた59戦目は、俵山カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（7戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムメデテカに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月12日、中3週で迎えた60戦目は、黒岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西村栄喜騎手（8戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた61戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西村栄喜騎手（9戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムマーチをクビ差制して圧倒的人気に応えた。

9月24日、中2週で迎えた62戦目は、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で西村栄喜騎手（10戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた63戦目は、菊池川特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で西村栄喜騎手（11戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

10月15日、連闘で迎えた64戦目は、かんなづき特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で西村栄喜騎手（12戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた65戦目は、屋形山カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で西村栄喜騎手（13戦5勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた66戦目は、佐賀くー速かスプリント（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で西村栄喜騎手（14戦5勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月19日、中1週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた67戦目は、RKK特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で西村栄喜騎手（15戦5勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた68戦目は、坪井川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で西村栄喜騎手（16戦5勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた69戦目は、有明新報カップ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で西村栄喜騎手（17戦5勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた70戦目は、師走特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で西村栄喜騎手（18戦5勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9歳（2011年）

1月10日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた71戦目は、佐賀どがんでん速かスプリント（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で西村栄喜騎手（19戦5勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

1月21日、中1週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた72戦目は、岩野川特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で西村栄喜騎手（20戦5勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月29日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた73戦目は、佐賀ばらい速かスプリント（佐賀ダート900m 雪/良）に出走。鞍上は19戦連続で西村栄喜騎手（21戦5勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

3月27日、中7週で迎えた74戦目は、観音岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で西村栄喜騎手（22戦5勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月7日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた75戦目は、普賢岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で西村栄喜騎手（23戦5勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。