テーマミュージック（2001年生、母タイムスリップ）

テーマミュージック（2001年5月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「テーマ音楽」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアフリート（当時17歳）と交配したタイムスリップが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者はホウセイ牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方72戦26勝2着12回。2005年のイヌワシ賞(地方重賞)に勝利した他、2009年の名古屋記念(ハンデ地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

10月3日、デビュー戦は黒岩悠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は428kg。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

4歳（2005年）

2月1日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C29（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエプソムライジンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月24日、中2週で迎えた3戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた4戦目は、リニモ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタマガッツに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

3月25日、中3週で迎えた5戦目は、キッコロ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定戦の霞桜賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピージャーナルに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

5月5日、中2週で迎えた7戦目は、鯉のぼり賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモカムイに3馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

5月26日、中2週で迎えた8戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ネバーフューチャーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスリーハイシャトルに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月17日、連闘で迎えた10戦目は、ラベンダー特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルオリエントに6馬身の差をつけて6勝目を手にした。

7月8日、中2週で迎えた11戦目は、きんせんか特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジセレージャに5馬身の差をつけて7勝目を手にした。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、あさがお特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡部誠騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルオリエントに7馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月9日、中2週で迎えた13戦目は、グラジオラス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岡部誠騎手（11戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた14戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で岡部誠騎手（12戦8勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマコトサンゴを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

9月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般A5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で岡部誠騎手（13戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイアイダンシングに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

10月4日、中3週で迎えた16戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は15戦連続で岡部誠騎手（14戦10勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた17戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のTCKディスタフ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた18戦目は、地方重賞の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（15戦10勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

5歳（2006年）

5月23日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、牝馬限定の一般B4（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（16戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したソングフォーユウを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般B4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（17戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のバラシングに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

7月10日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、天の川特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（18戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の一般B4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（19戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマグマエンジェルを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月13日、中2週で迎えた23戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（20戦11勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

9月5日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた24戦目は、牝馬限定の一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（21戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオグリシルクに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

9月15日、中0週で迎えた25戦目は、高賀の森水杯（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（22戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセレジェイラに9馬身の差をつけて制した。

9月26日、中1週で迎えた26戦目は、地方重賞のオータムスプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（23戦13勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月15日、中6週で迎えた27戦目は、地方重賞のスカイライナースプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（24戦13勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で岡部誠騎手（25戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリスポンスフウジンに4馬身の差をつけて優勝

12月4日、連闘で迎えた29戦目は、金の成る木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で岡部誠騎手（26戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルパティシエに半馬身交わされて2着に敗北した。

6歳（2007年）

1月1日、中3週で迎えた30戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、ハッピーサンライズ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイシンゴールデンに約15馬身の大差をつけて勝利数を15に伸ばす

1月10日、連闘で迎えた31戦目は、新春特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（27戦14勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた32戦目は、千両特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（28戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のメジロバーマンに6馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

2月9日、中2週で迎えた33戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（29戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスリーアパッシュを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（30戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（31戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

4月4日、中3週で迎えた36戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、八重桜特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパワフルボーイに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月20日、約5か月半の休養明けで迎えた37戦目は、牝馬限定のハンデ地方重賞の秋桜賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（32戦15勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた38戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（33戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったマツリダヒトミにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月26日、中0週で迎えた39戦目は、第4戦シルバーブーツ賞（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた40戦目は、静岡県畜産振興特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（34戦15勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマグマエンジェルに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月18日、中4週で迎えた41戦目は、アンドロメダ特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（35戦16勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルーヴァージニアに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月31日、中1週で迎えた42戦目は、地方重賞の尾張名古屋杯（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（36戦17勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、エプソムキララに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

7歳（2008年）

1月16日、中1週で迎えた43戦目は、牝馬限定Jpn3のTCK女王盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた44戦目は、プリムラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（37戦17勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったサンキンスピーチに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた45戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（38戦17勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったトミノダンディに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月18日、連闘で迎えた46戦目は、如月特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（39戦17勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るファストシャラポワを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

3月6日、中1週で迎えた47戦目は、地方重賞の六甲盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（40戦18勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた48戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、アカシア特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオペラシホウを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切ってファンの支持に応えた。

4月2日、中1週で迎えた49戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定Jpn3のマリーンカップ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた50戦目は、マーガレット特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（41戦18勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオペラシホウをアタマ差振り切って勝利数を22に伸ばす

5月1日、中1週で迎えた51戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（42戦19勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた52戦目は、しゃくなげ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（43戦19勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るレオマジックを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利数を23に伸ばす

6月4日、中1週で迎えた53戦目は、合歓の木特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（44戦20勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた54戦目は、名古屋チャレンジカップヴァルカン賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（45戦20勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミヤジニキータを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月2日、中1週で迎えた55戦目は、磯ノ木特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（46戦21勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシルバーストーンに1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

7月18日、中1週で迎えた56戦目は、くすの木特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（47戦22勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファストシャラポワに7馬身の差をつけて勝利数を26に伸ばす

7月29日、中1週で迎えた57戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（48戦23勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた58戦目は、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（49戦23勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた59戦目は、スターサファイヤ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（50戦23勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた60戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた61戦目は、牝馬限定地方重賞の秋桜賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（51戦23勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた62戦目は、地方重賞のスプリント（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったケイアイカルディナに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月3日、中2週で迎えた63戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（52戦23勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

11月19日、中1週で迎えた64戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（53戦23勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた65戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（54戦23勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた66戦目は、大須場外開設1周年記念もみの木特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（55戦23勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したイーストローレルにアタマ差届かず2着に惜敗した。

8歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた67戦目は、ハンデ地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（56戦23勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったムーンバレイに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

1月15日、中1週で迎えた68戦目は、ガーネットオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（57戦23勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた69戦目は、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（58戦23勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月11日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた70戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡部誠騎手（59戦23勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた71戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で岡部誠騎手（60戦23勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた72戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で岡部誠騎手（61戦23勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

7月3日、約3か月半の休養明けで迎えた73戦目は、磯ノ木特別（名古屋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で岡部誠騎手（62戦23勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて9着に終わった。