オーバーチュア（2011年生、母ドリームカムカム）

オーバーチュア（2011年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「序曲」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時9歳）と交配したドリームカムカムが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。主な勝ち鞍は2018年のオトメツバキ賞(一般C1五)。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

11月24日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

3歳（2014年）

2月23日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に終わった。

5月4日、中9週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

7月13日、中9週で迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/良）に出走。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

8月31日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月24日、中5週で迎えた7戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマナスルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C10（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るオブラディオブラダを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、シラハギ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

4歳（2015年）

1月14日、中3週で迎えた12戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柿原翔騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた13戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったマナスルに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月11日、中3週で迎えた15戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（7戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったスリーヴェスタに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったスリーケーザルに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた18戦目は、柴田靖司退職記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（10戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた19戦目は、深津英人とあいかわらずなボクら（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったエイシンハヤブサを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

6月14日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエルビウムに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月12日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサマーブルーヘブンに8馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月26日、中1週で迎えた23戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のルービンシュタインに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマツリダローズに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月17日、連闘で迎えた25戦目は、いわて銀河フェスタ賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（4戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャイニングモモに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月5日、中2週で迎えた26戦目は、一般B2九（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパープルベストに約11馬身の大差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月21日、中1週で迎えた27戦目は、小鳥谷まつり賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（6戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレーヴラヴィッサンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月4日、中1週で迎えた28戦目は、湯川温泉きのこまつり賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（7戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアルファジニアスに8馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月18日、中1週で迎えた29戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマニントレフルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2016年）

1月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

2月14日、中4週で迎えた31戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた32戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の合馬特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚に勢いがなく17着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた33戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

5月1日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、南関東ジョッキーズフレンドリーマッチ第1（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた35戦目は、ヤンルース賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（8戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた36戦目は、旧朴舘家神楽公開賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（9戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた37戦目は、スターブライト賞（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月18日、中2週で迎えた38戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、ジャパンジョッキーズカップ第2戦（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

8月8日、中2週で迎えた39戦目は、横手元祖たらいこぎ選手権賞（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（11戦6勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた40戦目は、三種町特産八竜メロン賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（12戦6勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

9月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた41戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したイマジンジョンにクビ差届かず2着となった。

9月17日、中1週で迎えた42戦目は、CITY STORY杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた43戦目は、みちのく千厩赤ちゃん相撲賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るドナエテルニテを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて9勝目をつかんだ。

10月16日、中1週で迎えた44戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた45戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般B2二（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた46戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、おさかなグルメのまち大船渡賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた47戦目は、奥入瀬ろまんパーク賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた48戦目は、金ケ崎鳥海柵跡賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月26日、中1週で迎えた49戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

6歳（2017年）

1月3日、連闘で迎えた50戦目は、ニューイヤー賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず3着に終わった。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた51戦目は、春霞賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木祐騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のドナエテルニテを半馬身振り切って10勝目を達成した。

4月15日、中2週で迎えた52戦目は、奥州水沢日高火防祭賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木祐騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた53戦目は、マリーゴールド賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木祐騎手（7戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた54戦目は、森の妖精賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木祐騎手（8戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したコトブキエースに半馬身届かず2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた55戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、シルバーサドル賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

7月17日、中5週で迎えた56戦目は、グリーンチャンネル賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（13戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアサバスカをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月18日、中8週で迎えた57戦目は、久慈平岳賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（9戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた58戦目は、一般B2九（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月5日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた59戦目は、ジョージア賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（11戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた60戦目は、一般C1二（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた61戦目は、サーティーワン賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（14戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた62戦目は、一般C1四（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（15戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた63戦目は、ニホンスイセン賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（16戦7勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7歳（2018年）

1月7日、連闘で迎えた64戦目は、オトメツバキ賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（17戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のウインアイフォースに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月3日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた65戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた66戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、伸びてきたスペリオルラスター決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた67戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカロミオベンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って断トツ人気に応えた。

4月12日、中3週で迎えた68戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウザンアクティヴを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

4月30日、中2週で迎えた69戦目は、ハヤブサ賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモラフムを驚異的な末脚でハナ差だけ差し切って単勝一倍台の期待に応えた。

6月5日、中4週で迎えた70戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた71戦目は、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた72戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、秋初月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた73戦目は、コマドリ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のガルーダをクビ差振り切って制した。

9月1日、中4週で迎えた74戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

9月29日、中3週で迎えた75戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

8歳（2019年）

3月10日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた76戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4月14日、中4週で馬体重を前走から32kg絞って迎えた77戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月11日、中3週で迎えた78戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月26日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた79戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。