ネロ（2011年生、母ニシノタカラヅカ）

ネロ（2011年5月27日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「ローマ皇帝名より」。毛色は栗毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時12歳）と交配したニシノタカラヅカが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地40戦8勝2着8回、地方6戦0勝2着2回。2016年のセントウルステークス(G2)で2着に入った他、2016年、2017年と京阪杯(G3)を連覇するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

8月17日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラヴァーサクラを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

10月5日、中4週で迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のデイリー杯2歳ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のくるみ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

11月17日、中2週で迎えた5戦目は、2歳500万下のからまつ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月21日、中4週で迎えた6戦目は、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルカガをハナ差だけ差し切って勝利をモノにする

3歳（2014年）

3月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳G3のファルコンステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

5月18日、中7週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

9月27日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた9戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下のセプテンバーステークス（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて14着に敗れた。

11月8日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上1600万下の渡月橋ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた11戦目は、M.バルザローナ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の醍醐ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入った。

12月20日、中3週で迎えた12戦目は、G.ブノワ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のクリスマスカップ（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

4歳（2015年）

1月18日、中3週で迎えた13戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の長篠ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の山城ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、抜け出したカハラビスティーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月4日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上1600万下の船橋ステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、サトノデプロマットにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月2日、中3週で迎えた17戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の駿風ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリディスコに2馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

5月24日、中2週で迎えた18戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの韋駄天ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレイムヘイローから半馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中5週で迎えた19戦目は、3歳以上1600万下のテレビユー福島賞（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、マイネルエテルネルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月2日、中3週で迎えた20戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の佐世保ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、伸びてきたミッキーラブソング決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月29日、中3週で迎えた21戦目は、3歳以上1600万下の稲妻ステークス（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスムーンに1馬身3/4の差をつけて1番人気に応えた。

10月11日、中5週で迎えた22戦目は、オパールステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンの京洛ステークス（京都芝1200m 小雨/重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のアースソニックに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月12日、中4週で迎えた24戦目は、ラピスラズリステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈の気力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のワキノブレイブに1馬身1/4の差をつけてファンの高評価に応えた。

5歳（2016年）

1月31日、中6週で迎えた25戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（8戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

3月5日、中4週で迎えた26戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

5月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンの韋駄天ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（9戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスムーンから1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月31日、中9週で迎えた28戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（10戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルカントからアタマ差の2着に甘んじた。

9月11日、中5週で迎えた29戦目は、G2のセントウルステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（11戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、逃げるビッグアーサーを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月2日、中2週で迎えた30戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（12戦2勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月27日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、G3の京阪杯（京都芝1200m 雨/重）に出走。鞍上はM.バルザローナ騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて、最後は2着のエイシンスパルタンに4馬身の差をつけて念願の重賞初制覇を果たした。

6歳（2017年）

1月29日、中8週で迎えた32戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は浜中俊騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

7月30日、約6か月の休養明けで迎えた33戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（3戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月27日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、G3のキーンランドカップ（札幌芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月1日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた35戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

11月3日、中4週で迎えた36戦目は、Jpn1のJBCスプリント（大井ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中野省吾騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

11月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、G3の京阪杯（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く粘り込んで、最後は2着のビップライブリーをクビ差振り切って連覇達成

7歳（2018年）

3月3日、約3か月の休み明けで迎えた38戦目は、F.ミナリク騎手を鞍上に迎えて、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着に入った。

3月25日、中2週で迎えた39戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でF.ミナリク騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって11着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた40戦目は、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（13戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた41戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた42戦目は、Jpn3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、オウケンビリーヴにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月9日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた43戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、G2のセントウルステークス（阪神芝1200m 雨/重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた44戦目は、Jpn3のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた45戦目は、Jpn2の東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（5戦3勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたキタサンミカヅキ決め手に屈してアタマ差の2着となった。

11月4日、中3週で迎えた46戦目は、Jpn1のJBCスプリント（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（6戦3勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

12月9日、中4週で迎えた47戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。