キョウエイマツカゼ（1984年生、母サイドウオーク）

キョウエイマツカゼ（1984年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホープフリーオン（当時12歳）と交配したサイドウオークが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方28戦20勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年のB。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

8月15日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

11月29日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、漆島義廣騎手を鞍上に迎えて、一般D（中津ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロカチドキから1馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中4週で迎えた4戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（1988年）

1月11日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイジュホークに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月31日、中2週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサロニカキングをハナ差制して2勝目を収める

2月21日、中2週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロカチドキに2馬身の差をつけて3勝目を収める

4月11日、中6週で迎えた8戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズミプリテンダから2馬身差の2着となった。

5月3日、中2週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったピロリベロから半馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のソダタイガーに2馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

10月30日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノアサヒに2馬身半の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

11月21日、中2週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオベリホープから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月18日、中3週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のフィリアレディーに4馬身の差をつけて6勝目をマークした。

5歳（1989年）

1月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で牧野孝光騎手（9戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイワカタカに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で牧野孝光騎手（10戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシメニジュネスに1馬身の差をつけて8勝目を奪取した。

2月19日、中3週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で牧野孝光騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のラッキーハムサムに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月12日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で牧野孝光騎手（12戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のノースバリオンに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月26日、中1週で迎えた18戦目は、牧義成騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートプレーリーに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月25日、中3週で迎えた19戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（13戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエスケーフアイターに1馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月14日、中2週で迎えた20戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（14戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエスケーフアイターに2馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

6月13日、中3週で迎えた21戦目は、B（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧野孝光騎手（15戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のポットシャネルに2馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

7月3日、中2週で迎えた22戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で牧野孝光騎手（16戦13勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエスケーフアイターに4馬身の差をつけて10連勝を達成した。

7月23日、中2週で迎えた23戦目は、B（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で牧野孝光騎手（17戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロシェーンに2馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

9月13日、中6週で迎えた24戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサイコーストークに1馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

10月22日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、細川忠義騎手を鞍上に迎えて、B（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーラックに2馬身の差をつけて連勝数を13に伸ばした。

11月16日、中3週で迎えた26戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキングジヤツクに8馬身の差をつけて連勝数を14に伸ばした。

11月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキリフラッグから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中3週で迎えた28戦目は、高崎大賞典（高崎ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6歳（1990年）

10月13日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた29戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月13日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた30戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のサンエイフアールに1馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす