グランシュヴァリエ（2005年生、母ラストキッス）

グランシュヴァリエ（2005年3月9日）は、日本の競走馬、種牡馬。馬名の意味は「偉大な騎士（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時13歳）と交配したラストキッスが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地13戦3勝2着2回、地方61戦14勝2着8回。2010年のマイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1)で3着に入った他、2012年、2013年と高知県知事賞(地方重賞)を連覇するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

2月9日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のケイアイプラウドに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月1日、中2週で迎えた2戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったスカーレットラインに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月24日、中8週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のケイアイスイジンをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

6月15日、中2週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳1000万下のあおぎりステークス（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた6戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の鷹取特別（阪神ダート2000m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

9月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の北斗賞（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、リードを2馬身以上保って、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた9戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のシンガポールターフクラブ賞（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

4歳（2009年）

7月12日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下の美唄特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったアルトップランにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

8月9日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、3歳以上500万下の釧路湿原特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナムラカイシュウをアタマ差振り切って3勝目を獲得した。

9月5日、中3週で迎えた12戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のハーベスト特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた13戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の江戸川特別（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

5歳（2010年）

1月3日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、マズルブラストに半馬身交わされて2着となった。

2月7日、中4週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた15戦目は、八十八カ所参り特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロマンタッチに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月20日、中1週で迎えた16戦目は、だるま夕日特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴッドセンドに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3月22日、中3週で迎えた17戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

4月29日、中4週で迎えた18戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

6月30日、中8週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

8月12日、中5週で迎えた20戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、Jpn2のブリーダーズゴールドカップ（門別ダート2000m 曇/不良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた21戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 雨/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた22戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月3日、中2週で迎えた23戦目は、Jpn1のJBCクラシック（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（5戦2勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6歳（2011年）

1月3日、中8週で迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

1月23日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた25戦目は、ガーネット特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のリワードプレゼンツに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月11日、中2週で迎えた26戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（7戦3勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4月22日、中9週で迎えた27戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、道の駅四万十大正特別（高知ダート1600m 雨/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモルフェキープオフに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月5日、中1週で迎えた28戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた29戦目は、宿毛沖の島海開き特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のポートジェネラルに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月23日、中2週で迎えた30戦目は、地方重賞の園田FCスプリント（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた31戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた32戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた33戦目は、地方重賞のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた34戦目は、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、奥物部もみじ祭り特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のリバティーフローに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月3日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた36戦目は、Jpn1のJBCクラシック（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月24日、中2週で迎えた37戦目は、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた38戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7歳（2012年）

1月3日、中3週で迎えた39戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（6戦0勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた40戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

2月27日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた41戦目は、だるま夕日特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、勝ったレーザーブレイドに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月4日、連闘で迎えた42戦目は、高知城花回廊特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（5戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパイパールヴァティに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月14日、中0週で迎えた43戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（8戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた44戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のファイナルグランプリ（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグラスヴィクターに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月18日、中2週で迎えた45戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、Jpn3の東京スプリント（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた46戦目は、Jpn1のかしわ記念（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（6戦4勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた47戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた48戦目は、地方重賞の西日本グランプリ（福山ダート2250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた49戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月5日、約4か月半の休み明けで迎えた50戦目は、Jpn1のJBCクラシック（川崎ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（7戦4勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた51戦目は、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた52戦目は、須崎かわうその里特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（8戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブレーヴキャンターに5馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月31日、中2週で迎えた53戦目は、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（9戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒロカミヒメに約16馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

8歳（2013年）

2月11日、中5週で迎えた54戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（10戦6勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月10日、中3週で迎えた55戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の大高坂賞（福山ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネニホンバレから1馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、中4週で迎えた56戦目は、地方重賞の二十四万石賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（11戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバウンサーに8馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月16日、中8週で迎えた57戦目は、あじさい街道特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（12戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったザグに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた58戦目は、道の駅「ビオスおおがた」特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（13戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた59戦目は、夜さ恋フェスティバル特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（8戦3勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のミハタマイラヴに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月10日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた60戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサミットストーンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた61戦目は、地方重賞の珊瑚冠賞（高知ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（9戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハリマノワタリドリに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中2週で迎えた62戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（14戦7勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた63戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、Jpn1のJBCクラシック（金沢ダート2100m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた64戦目は、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた65戦目は、愛媛県いしづち特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（10戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったマウンテンダイヤに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた66戦目は、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（15戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビーボタンダッシュに8馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9歳（2014年）

3月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた67戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（16戦8勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた68戦目は、地方重賞の二十四万石賞（高知ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（17戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた69戦目は、竹の秋特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（18戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルプレジャーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月28日、中3週で迎えた70戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた71戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（19戦9勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

10歳（2015年）

3月29日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた72戦目は、高知城特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（20戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクイックリープに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた73戦目は、地方重賞の福永洋一記念（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（21戦9勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

9月21日、約5か月の休み明けで迎えた74戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（22戦9勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。