フジハタポリッシュ（1998年生、母フタバレデイース）

フジハタポリッシュ（1998年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時10歳）と交配したフタバレデイースが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方37戦12勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の3歳。

経歴

デビュー前

阿部時男厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2000年）

6月3日、デビュー戦は阿部英俊騎手を鞍上に据えて、3歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のランドスキーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサカモトサンデーをクビ差制して優勝

7月22日、中3週で迎えた3戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の若鮎賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月9日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の樅の木賞（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

3歳（2001年）

1月5日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅谷正巳騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

4月29日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、田中亮騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳500万下（中京芝1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田中亮騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

6月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた11戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は川島信二騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

9月25日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマノクルミにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

10月5日、中0週で迎えた14戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、ひなげし特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアンバーサクセスに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

10月11日、連闘で迎えた15戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトレジャーサンに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内沢信昭騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシーハイルに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内沢信昭騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホウザンテンユウに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月30日、中1週で迎えた18戦目は、シクラメン特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で内沢信昭騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のコマノブリザードに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

12月21日、中2週で迎えた19戦目は、ポインセチア特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で内沢信昭騎手（5戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったタクミキングオーからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた20戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、元旦特別（笠松ダート1800m 雨/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて、最後は2着のドルドキッドを半馬身振り切って8勝目を獲得した。

1月16日、中1週で迎えた21戦目は、名古屋チャレンジカップヴィーナス賞（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた22戦目は、一般A4 B2（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

4月16日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、卯の花特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったパワーシュートから2馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中2週で迎えた24戦目は、ジルコニア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた25戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、白バラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた26戦目は、ガーベラ特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた27戦目は、ささゆり特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた28戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のツルオカダンサーに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月17日、中1週で迎えた29戦目は、やまゆり特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた30戦目は、ベゴニア特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中4週で迎えた31戦目は、ふよう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた32戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、くすの木特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月15日、中3週で迎えた33戦目は、白菊特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた34戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた35戦目は、名古屋チャレンジカップケレス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた36戦目は、ピラカンサ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

5歳（2003年）

2月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた37戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップバッカス賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた38戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた39戦目は、もくれん特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた40戦目は、こでまり特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で河端秀俊騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月18日、連闘で迎えた41戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河端秀俊騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中5週で迎えた42戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジョウシュウダイナにアタマ差交わされて2着となった。

6月16日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた43戦目は、犀星特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンイブニングに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月30日、中1週で迎えた44戦目は、夕顔特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蔵重浩一郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンイブニングに4馬身の差をつけて制した。

7月12日、中1週で迎えた45戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、巌門特別（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコーザンブレーンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月4日、中2週で迎えた46戦目は、加賀の女特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。