トウケイニセイ（1987年生、母エースツバキ）

トウケイニセイ（1987年5月21日）は、日本の競走馬、種牡馬。1995年にNARグランプリ特別表彰馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のトウケイホープ（当時11歳）と交配したエースツバキが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中哲実。戦績は、地方43戦39勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の南部杯。

経歴

デビュー前

村上実厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1989年）

9月30日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、3歳（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は483kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフタバキングに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1991年）

4月27日、約19か月の休み明けで馬体重を前走から40kg増やして迎えた2戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクラテンシヨウに3馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

5月11日、中1週で迎えた3戦目は、一般（盛岡ダート1100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフエートドリームに6馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

5月25日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、一般（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイテンスキーに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、一般（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンローズに6馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

6月22日、中1週で迎えた6戦目は、一般（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のビツクカムイに3/4馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

7月15日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、一般（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクインオブジュエルに2馬身半の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

8月25日、中5週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた8戦目は、一般（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菅原勲騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンローズに半馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

9月7日、中1週で迎えた9戦目は、ながつき賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で菅原勲騎手（8戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョーウイナーに4馬身の差をつけて無傷の9連勝を決めた。

10月12日、中4週で迎えた10戦目は、一般（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で菅原勲騎手（9戦9勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトーワスマイルに3馬身の差をつけて無傷の10連勝を決めた。

11月18日、中4週で迎えた11戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で菅原勲騎手（10戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクニカツラに2馬身半の差をつけて無傷の11連勝を決めた。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、六華賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で菅原勲騎手（11戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイネスグリーンに4馬身の差をつけて無傷の12連勝を決めた。

5歳（1992年）

4月11日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で菅原勲騎手（12戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のツルノオーに4馬身の差をつけて無傷の13連勝を決めた。

4月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で菅原勲騎手（13戦13勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマツエストリームに1馬身半の差をつけて無傷の14連勝を決めた。

7月5日、中9週で迎えた15戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で菅原勲騎手（14戦14勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のメイクセンスに1馬身半の差をつけて無傷の15連勝を決めた。

8月2日、中3週で迎えた16戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で菅原勲騎手（15戦15勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフタバキングに1馬身の差をつけて無傷の16連勝を決めた。

9月28日、中7週で迎えた17戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で菅原勲騎手（16戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノルチェーに2馬身の差をつけて無傷の17連勝を決めた。

10月10日、中1週で迎えた18戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で菅原勲騎手（17戦17勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウエイニゾンに2馬身半の差をつけて無傷の18連勝を決めた。

11月22日、中5週で迎えた19戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で菅原勲騎手（18戦18勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハルサンヒコーから1馬身半差の2着に敗北した。

12月21日、中3週で迎えた20戦目は、一般（水沢ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は20戦連続で菅原勲騎手（19戦18勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカラードボーイに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6歳（1993年）

4月25日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で菅原勲騎手（20戦19勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルポイントに2馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

5月23日、中3週で迎えた22戦目は、一般（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は22戦連続で菅原勲騎手（21戦20勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコマツノーザンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月18日、中7週で迎えた23戦目は、一般（盛岡ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は23戦連続で菅原勲騎手（22戦21勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のコマツノーザンに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月1日、中1週で迎えた24戦目は、みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は24戦連続で菅原勲騎手（23戦22勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウプリンスに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月15日、中5週で迎えた25戦目は、東北サラ大賞典（新潟(地)ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で菅原勲騎手（24戦23勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウプリンスに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月24日、中5週で迎えた26戦目は、北上川大賞典（盛岡ダート2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で菅原勲騎手（25戦24勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウプリンスに2馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

11月23日、中3週で迎えた27戦目は、南部杯（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は27戦連続で菅原勲騎手（26戦25勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオーディンをクビ差制して貫禄の8連勝を決めた。

12月30日、中4週で迎えた28戦目は、桐花賞（水沢ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は28戦連続で菅原勲騎手（27戦26勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウプリンスに1馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

7歳（1994年）

5月8日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、赤松杯（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は29戦連続で菅原勲騎手（28戦27勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウプリンスに1馬身半の差をつけて10連勝を達成した。

6月5日、中3週で迎えた30戦目は、シアンモア記念（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は30戦連続で菅原勲騎手（29戦28勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウプリンスに半馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

7月31日、中7週で迎えた31戦目は、みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は31戦連続で菅原勲騎手（30戦29勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリユウプリンスから1馬身半差の2着に敗北した。

8月28日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、東北サラ大賞典（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は32戦連続で菅原勲騎手（31戦29勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノホープに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月25日、中3週で迎えた33戦目は、南部杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は33戦連続で菅原勲騎手（32戦30勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラグットオーに5馬身の差をつけて勝利数を31に伸ばす

11月6日、中5週で迎えた34戦目は、北上川大賞典（盛岡ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は34戦連続で菅原勲騎手（33戦31勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユウユウサンボーイに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月5日、中3週で迎えた35戦目は、フレンドリーカップ（水沢ダート2000m 小雪/重）に出走。鞍上は35戦連続で菅原勲騎手（34戦32勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウプリンスに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月30日、中3週で迎えた36戦目は、桐花賞（水沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は36戦連続で菅原勲騎手（35戦33勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロテュードオに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8歳（1995年）

4月23日、約4か月の休み明けで迎えた37戦目は、赤松杯（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は37戦連続で菅原勲騎手（36戦34勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロテュードオに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月21日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた38戦目は、シアンモア記念（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は38戦連続で菅原勲騎手（37戦35勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモリユウプリンスに半馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

6月25日、中4週で迎えた39戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、東北サラ大賞典（上山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のパッシングルートに3馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

7月30日、中4週で迎えた40戦目は、みちのく大賞典（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（38戦36勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったモリユウプリンスから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた41戦目は、フレンドリーカップ（水沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（39戦36勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイシルバーに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月10日、中3週で迎えた42戦目は、南部杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（40戦37勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、桐花賞（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（41戦37勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイシルバーに2馬身の差をつけて勝利数を39に伸ばす