ラウンドボウル（1981年生、母メデイーヴアルクイーン）

ラウンドボウル（1981年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のラデイガ（当時12歳）と交配したメデイーヴアルクイーンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地31戦6勝2着5回。1986年の日経賞(G2)で2着に入った他、1986年のオールカマー(G3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

2歳（1984年）

3月3日、13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月17日、16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月8日、16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヤモンドアサに1馬身3/4の差をつけて勝利を掴み取った。

5月12日、11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラミノルオーから1馬身3/4差の2着となった。

7月21日、10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月30日、11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月13日、13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマコウレイに4馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

12月23日、19頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

3歳（1985年）

1月13日、16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のイズモランドに3/4馬身の差をつけてトップでゴールインした。

1月26日、16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月31日、12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月29日、10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月19日、13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月3日、10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイテエローザからクビ差の2着となった。

12月1日、14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゴウリュウに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月14日、13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（1986年）

1月7日、5歳以上1400万下の迎春賞（中山芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は吉永正人騎手。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

2月8日、5歳以上900万下の箱根特別（東京ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永正人騎手。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

3月8日、5歳以上900万下の総武特別（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永正人騎手。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のビギンザビギンに2馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

3月30日、G2の日経賞（中山芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、伸びてきたチェスナットバレー決め手に屈してアタマ差の2着となった。

4月29日、G1の天皇賞（春）（京都芝3200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

8月17日、ハンデG3の函館記念（函館芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は中舘英二騎手。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

9月21日、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったジュサブローに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

10月19日、ハンデ戦でオープンの東京スポーツ杯（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

6歳（1987年）

5月23日、5歳以上1400万下の府中特別（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月11日、福島民報杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったハーディゴッドに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

10月25日、ハンデ戦でオープンの東京スポーツ杯（東京芝2400m 曇/重）に出走。鞍上は安田富男騎手。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハマナスニゾンを上がり1位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利を掴んだ。

11月22日、ハンデG2のアルゼンチン共和国杯（東京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

12月19日、ハンデG3のステイヤーズステークス（中山芝3600m 内2周晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。