バルセロナ（2005年生、母スズカリオン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、友田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2007年）

8月30日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は480kg。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月11日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダズリングランを豪脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2008年）

4月14日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったセレンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

4月29日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったボストンビクトリアに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したフクウンラブスターにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月18日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた9戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出し、3着に入った。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の紫苑特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で金子正彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で金子正彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るナイスシリアスワンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

11月4日、中4週で迎えた13戦目は、一般C1四五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子正彦騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

4歳（2009年）

1月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、一般C1四五（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で金子正彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月11日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた15戦目は、越生梅の里賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で金子正彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

2月23日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた16戦目は、一般C1六七（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したゾロに半馬身届かず2着となった。

3月10日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（8戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず10着に敗れた。

3月31日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（10戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（11戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のセントオマールに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6月17日、中3週で迎えた21戦目は、涼風特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1二三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（13戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（14戦2勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた24戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、波うさぎ特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

10月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、11月3日は競馬の祭典JBC賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（15戦2勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた26戦目は、一般C1四五（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（16戦2勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた27戦目は、晩秋特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（17戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（18戦2勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

5歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた29戦目は、初日の出特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（19戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた30戦目は、群雄特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（20戦2勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた31戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、早春特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた32戦目は、ダイヤモンドダスト特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（21戦2勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月22日、中3週で迎えた33戦目は、春光特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（22戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月29日、連闘で迎えた34戦目は、浮島特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた35戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた36戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（23戦2勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月14日、中4週で迎えた37戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（7戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。