第7回 ヴィクトリアマイル (G1)

レース展開

クィーンズバーンが全馬を率いる展開、そのあとを追走するドナウブルー

クィーンズバーンが端を奪う形となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にドナウブルーが続く。その直後、ホエールキャプチャとエーシンハーバーが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはレディアルバローザ、キョウワジャンヌ、チャームポットら3頭。その1馬身後ろ、マイネイサベル、アパパネ、グランプリエンゼル、レインボーダリアらは中団前寄り。アスカトップレディは中団後方の位置。後方2番手の位置で脚を溜めるのはマルセリーナ、アニメイトバイオ、フミノイマージン、アプリコットフィズ、オールザットジャズ。どん尻にスプリングサンダーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴィクトリアマイル、ホエールキャプチャが好位追走の戦法でマイル女王の称号を奪取

先頭はクィーンズバーンでリードは1馬身。単独の2番手にドナウブルーが続く。その直後、ホエールキャプチャとエーシンハーバーが3番手。1馬身離れて、キョウワジャンヌとチャームポットが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのはドナウブルー。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいたホエールキャプチャがグイグイと末脚を伸ばしてドナウブルーを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着のドナウブルーから1馬身1/4差の3着には、後方4番手の位置から強靭な末脚を披露したマルセリーナが入った。そこからハナ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたキョウワジャンヌが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団にいた1番人気のアパパネが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはマイネイサベルが入った。2番人気のオールザットジャズは後方2番手にいたが末脚不発で16着に敗れた。