第36回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

シンメイフジが隊列を先導、やや離れた2番手を追走するホエールキャプチャ

シンメイフジが端を奪う形となり、リードを5馬身以上キープして集団を先導。単独の2番手にホエールキャプチャが続く。その後ろ、アニメイトバイオが3番手の絶好位につける。続いて、アパパネとグルヴェイグは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはイタリアンレッド。その1馬身後ろ、アヴェンチュラとレーヴディソールは中団前目。ワルキューレは中団馬群の真ん中付近を追走。ブロードストリートとレディアルバローザは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、レインボーダリアが12番手。エリンコートとスノーフェアリーは後方5番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはフミノイマージンとダンシングレイン。少し差があって、後方2番手の位置で悠悠と構えるのはサンテミリオン。少し離れたシンガリにオールザットジャズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、スノーフェアリーが中団後方からスパッと切れる決め脚を見せて先行各馬を一気に追い抜く

先頭はシンメイフジでリードは5馬身以上。単独の2番手にホエールキャプチャが続く。その後ろ、アパパネが3番手。1馬身離れて、アヴェンチュラ、アニメイトバイオ、グルヴェイグらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのは2番人気のアヴェンチュラ。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいた1番人気のスノーフェアリーが異次元の末脚を炸裂させてアヴェンチュラを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを走り抜けた。2着のアヴェンチュラから1馬身差の3着には、3番手の位置から強靭な末脚を繰り出したアパパネが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、2番手で直線を迎えたホエールキャプチャが入線、さらに1馬身差の5着には、中団前目にいた17番人気のレインボーダリアが食い込み、さらにそこから1馬身1/4差の6着には15番人気のワルキューレが入った。