第84回 日本ダービー（東京優駿） (G1)

レース展開

マイスタイルが先陣を切る展開、そのすぐ後ろを追走するトラスト

マイスタイルが敢然と先頭に立ち、リードを1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にトラストが続く。その2馬身以上後ろ、アルアインが3番手の絶好位につける。その直後、ダンビュライトとダイワキャグニーは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはクリンチャー。その1馬身後ろ、スワーヴリチャード、ベストアプローチ、ウインブライトらは中団前め。サトノアーサー、マイネルスフェーン、ペルシアンナイトらは中団後方の位置取り。アメリカズカップとレイデオロは後方5番手に控えて機をうかがう。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはジョーストリクトリ、カデナ、アドミラブル。しんがりにキョウヘイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東京優駿、レイデオロが積極果敢な取り口でダービー馬の称号を勝ち取る

先頭はマイスタイルでリードは半馬身。2番手にレイデオロが続く。その直後、トラストとペルシアンナイトが3番手。1馬身離れて、ダンビュライト、スワーヴリチャード、アルアインらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手まで進出していた2番人気のレイデオロが一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は段々と追い迫ったスワーヴリチャードを3/4馬身振り切り勝利を掴み取った。2着のスワーヴリチャードから1馬身1/4差の3着には、中団後方の位置からキレのいい末脚を発揮した1番人気のアドミラブルが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったマイスタイルが入線、さらにハナ差の5着には、先行勢の後ろにいたアルアインが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはダンビュライトが入った。