カーバンクルステークス

レース展開

グレイトゲイナーが先陣を切る展開、その半馬身後ろに続くシナモンスティックとアビッグチア

グレイトゲイナーが端をきり、体半分のリードで集団を牽引。2番手にシナモンスティックとアビッグチアが並ぶ。そのあと、ファイアダンサーとリバーラが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ファロロジーとシュバルツカイザーは中団前目。フレッチアは中団馬群の丁度真ん中を追走。ロンドンプランは中団後方の位置取り。その後ろ、コムストックロードとサンライズオネストが10番手。後方7番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはホウオウノーサイド、ロードベイリーフ、モリノドリームら3頭。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはディヴィナシオン。どん尻にオールパルフェがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カーバンクルS、シュバルツカイザーがベテラン馬の健在を顕示する様な見事な走りで勝つ！

先頭はグレイトゲイナーでリードは体半分。2番手にシナモンスティックが続く。そのあと、アビッグチアが3番手。1馬身離れて、ファイアダンサー、ファロロジー、リバーラらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるグレイトゲイナー。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたシュバルツカイザーが一寸刻みに前との差を詰めてグレイトゲイナーを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじてトップでゴールインした。2着のグレイトゲイナーからハナ差の3着には、3番手の位置から稟賦の負けじ心を発揮してゴールまで力戦した15番人気のアビッグチアが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた2番人気のモリノドリームが入線、さらにアタマ差の5着には、中団後方にいたサンライズオネストが食い込んだ。1番人気のシナモンスティックは2番手にいたが失速して12着に敗れた。