ロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・ト

レース展開

チアズルパンが端に立つ形、僅差でビッグショウリが続く

チアズルパンが敢然と先頭に立ち、半馬身のリードで集団を引っ張っていく。2番手にビッグショウリが続く。少し間が空いて、トウショウライデンが3番手の絶好位につける。さらに2馬身以上空いて、イブキダイハーンとラガーチャンスは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはオースミマックス。その1馬身後ろ、ビワセイハは中団前め。スイフトスプラウトは中団馬群の丁度真ん中を追走。タイキデュークとマルカイッキュウは中団後方の位置取り。続いて、オースミナポレオンが11番手。ウインクキラーとテイエムテンホーは後方5番手に待機して機をうかがう。エイシンオクラホマは後方4番手で前方各馬を見ながらの競馬。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはメイショウセイザンとサンフェスタ。どん尻にゴーゴーゼットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ロイヤル・ホンコン・ジョッキークラブ・ト、ゴーゴーゼットが中団前目から力感に満ちた差し脚を弾けさせて前の馬たちをしっかりとねじ伏せる

先頭はオースミナポレオンでリードは半馬身。2番手にビッグショウリとオースミマックスが続く。そのすぐ後ろ、マルカイッキュウが4番手。その直後、エイシンオクラホマが5番手。1馬身離れて、イブキダイハーンが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のオースミナポレオン。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目まで進出していたゴーゴーゼットが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を物にした。2着には、途中から先頭に立ったオースミナポレオンが続き、2着と2馬身半差の3着には、2番手の位置から切れ味鋭い末脚を繰り出したオースミマックスが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、11番手で直線を迎えたサンフェスタが入線、さらに半馬身差の5着には、絶好位にいた14番人気のマルカイッキュウが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはタイキデュークが入った。2番人気のイブキダイハーンは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって14着に敗れた。