第69回 トヨタ賞中京記念 (G3)

レース展開

ディアンドルが全馬を率いる形、その少し後ろを進むロータスランドとアメリカズカップ

先手を奪ったのはディアンドル。後続を2馬身以上離してレースを引っ張っていく。2番手にロータスランドとアメリカズカップが並ぶ。そのすぐ後ろ、アンドラステが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ミスニューヨーク、ダノンチェイサー、ボッケリーニらは中団前め。その少し後ろ、メイケイダイハードは中団後方の位置取り。カテドラルは後方4番手で前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはクラヴェル。最後尾にドリームソルジャーとアバルラータがいる隊列で最初のコーナーを通過。

トヨタ賞中京記念、アンドラステがテンのスピードを活かした好位付けの競馬で待望の重賞初制覇

先頭はディアンドルでリードは1馬身。2番手にアンドラステとロータスランドが続く。その直後、ミスニューヨーク、ダノンチェイサー、アメリカズカップらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた1番人気のアンドラステが一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグングンと追い迫ったカテドラルを3/4馬身振り切り勝利した。2着のカテドラルからクビ差の3着には、後方3番手の位置から瞬発力に富んだ末脚を披露したクラヴェルが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、好位で直線を迎えたミスニューヨークが入線した。2番人気のボッケリーニは中団前目にいたがあとひと押しが足りず6着に敗れた。