第45回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

ノームコアが馬群を引き連れる展開、少し離れた2番手をリアアメリアが追走

ノームコアが端に立つ恰好となり、リードを2馬身以上キープしてレースを進める。単独の2番手にリアアメリアが続く。続いて、ウインマリリンが3番手の絶好位につける。その直後、サムシングジャストは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはソフトフルートとエスポワール。その1馬身後ろ、シャドウディーヴァとウインマイティーは中団前寄り。リュヌルージュとミスニューヨークは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ラヴズオンリーユーは中団後方の位置取り。そのあと、ロサグラウカとラッキーライラックが12番手。サラキアとウラヌスチャームは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手で折り合いをつけるのはセンテリュオ。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはサトノガーネット。殿にカーロバンビーナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、ラッキーライラックが味のある競馬で中距離女王の座を掴み取る

先頭はノームコアでリードは2馬身以上。単独の2番手にリアアメリアが続く。その後ろ、エスポワール、ウラヌスチャーム、ラッキーライラックらが3番手。1馬身離れて、ウインマリリンとウインマイティーが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位まで進出していた1番人気のラッキーライラックが別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は段々と追い迫ったサラキアをクビ差で封じてトップでゴールに入った。2着のサラキアからクビ差の3着には、中団前目の位置から閃光の如き末脚を発揮したラヴズオンリーユーが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたウインマリリンが入線、さらに3/4馬身差の5着には、後方2番手にいたセンテリュオが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはソフトフルートが入った。