ケージーキンカメ（2011年生、母ケージーワンモア）

ケージーキンカメ（2011年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時10歳）と交配したケージーワンモアが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場。2014年の東海ダービー(地方重賞)に勝利した他、2014年の中日杯(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

7月28日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

8月10日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

12月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

3歳（2014年）

1月11日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

2月16日、中4週で迎えた5戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

3月25日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒデノシスターに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキンメリジャンに約13馬身の大差をつけて断然人気に応えた。

4月15日、連闘で迎えた8戦目は、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパピポッポに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の大幡郷社祭特別3（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジェイケイウィークに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のイカす会特別3（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のディアブレイズンに約12馬身の大差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月6日、中2週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（5戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノゾミダイヤに6馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月9日、中4週で迎えた12戦目は、3歳Jpn1のジャパンダートダービー（大井ダート2000m 雨/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（6戦6勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（7戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトーコーポセイドンにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月26日、中2週で迎えた14戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート2000m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したセイカアレグロにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月14日、中2週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るデューイを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月16日、中4週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた17戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2600m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（8戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るジャングルスマイルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

11月24日、中2週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（9戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では賦性の闘争本能でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた19戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（10戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジャングルスマイルに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月25日、中0週で迎えた20戦目は、のと寒ぶりまつり特別（金沢ダート1500m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（11戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトウショウプライドに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2015年）

6月14日、約5か月半の休み明けで迎えた21戦目は、古九谷修古祭特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（12戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

5歳（2016年）

3月12日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた22戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

6月18日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、3歳以上1000万下の鷹取特別（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

6月25日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上1000万下の京橋特別（阪神芝2000m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた26戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の松島特別（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8月21日、中5週で迎えた27戦目は、3歳以上1000万下の阿賀野川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた28戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の玄海特別（小倉芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

9月10日、連闘で迎えた29戦目は、3歳以上1000万下の野分特別（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の兵庫特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月26日、中7週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の高雄特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上1000万下の名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井学騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下の江坂特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井学騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6歳（2017年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の淡路特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で酒井学騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の安房特別（中山芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で酒井学騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の比良山特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で酒井学騎手（8戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

6月24日、中8週で迎えた37戦目は、3歳以上1000万下の京橋特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で酒井学騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上1000万下のシンガポールターフクラブ賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で酒井学騎手（10戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず13着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた39戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の札幌日刊スポーツ杯（札幌芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた40戦目は、A.クラストゥス騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の2017ワールドオールスタージョッキーズ第4戦（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8歳（2019年）

2月9日、約17か月半の休養明けで迎えた41戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の琵琶湖特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた42戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

5月4日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた43戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の鴨川特別（京都芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は国分恭介騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上1000万下のオーストラリアトロフィー（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

6月29日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた45戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの洞爺湖特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた46戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの北海ハンデキャップ（函館芝2600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた47戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの藻岩山特別（札幌芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた48戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2019ワールドオールスタージョッキーズ第4戦（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、4着を確保した。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた49戦目は、3歳以上2勝クラス（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた50戦目は、3歳以上2勝クラスの嵯峨野特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた51戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた52戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのフォーチュンカップ（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は古川吉洋騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

9歳（2020年）

5月23日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた53戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスのオーストラリアトロフィー（京都芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は酒井学騎手（11戦0勝）。17頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、6着に入り込んだ。

6月6日、中1週で迎えた54戦目は、3歳以上2勝クラスの三木特別（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（12戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた55戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの三田特別（阪神芝2200m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（13戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

2020年11月5日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月30日、約5か月半の休み明けで迎えた56戦目は、内田健介様誕生記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（13戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、メイショウガロンヌに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた57戦目は、守口みま祝成人記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（14戦9勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリノピンクダイヤに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月25日、中1週で迎えた58戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（15戦10勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るノボパニコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10歳（2021年）

4月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた59戦目は、一般B2七（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（16戦11勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴァッフシュテルケに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4月25日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた60戦目は、楽天でポッイントもらっちゃおう賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（17戦12勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシエテアレグリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月27日、中8週で迎えた61戦目は、楽天競馬でインターネット投票賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（18戦13勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のエムティキラリを半馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

7月18日、中2週で迎えた62戦目は、楽天競馬でラクラク投票賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（19戦14勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトレミエールを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

8月15日、中3週で迎えた63戦目は、琴ヶ浜特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（20戦15勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた64戦目は、楽天競馬でスマホでカンタン投票特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で青柳正義騎手（21戦15勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、デルタに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた65戦目は、楽天競馬で秋の金沢けいばを楽しもう特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で青柳正義騎手（22戦15勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったプレゼンスを3/4馬身捉え切れず2着となった。

9月28日、中1週で迎えた66戦目は、恋路賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で青柳正義騎手（23戦15勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るハナイロコマチを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

11月1日、中4週で迎えた67戦目は、禄剛埼灯台特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で青柳正義騎手（24戦16勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたディセントファミリ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた68戦目は、蜜柑賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で青柳正義騎手（25戦16勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた69戦目は、ヒイラギ特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で青柳正義騎手（26戦16勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

2021年12月28日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。