ニシノボルドー（1996年生、母マイディアフランシス）

ニシノボルドー（1996年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のUnbridled（当時9歳）と交配したマイディアフランシスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、中央障害7戦0勝、地方37戦15勝2着4回。2003年の九州記念(地方重賞)で3着に入った他、2004年の九州記念(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中和夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

11月14日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

12月27日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

3歳（1999年）

1月16日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月21日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、4着に入った。

4月10日、中3週で迎えた7戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月17日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイキアドミラルを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

5月22日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、4歳500万下のくちなし賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

10月30日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた10戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

12月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた13戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り7着に終わった。

4歳（2000年）

1月22日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた15戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい11着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた16戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1600m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

5月13日、中9週で迎えた17戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 雨）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月27日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 曇）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月25日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 小雨）に出走。鞍上は大江原隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月3日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は成田均騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で成田均騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2001年）

1月14日、中3週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で成田均騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で成田均騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月28日、約9か月の休養明けで迎えた24戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般B3ロ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハナサンニシキに半馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

11月13日、中1週で迎えた25戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般B3イ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタイセイフラッシュに約14馬身の大差をつけて優勝

11月27日、中1週で迎えた26戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、蔵王賞（上山ダート1800m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタワリングドリームから4馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般B2ロ（上山ダート1500m 小雪/不良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタザワシリウスに2馬身の差をつけて優勝

6歳（2002年）

4月21日、約4か月半の休養明けで迎えた28戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタカトモドリームに3馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を物にした。

5月5日、中1週で迎えた29戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、広瀬川特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパートクロスから2馬身差の2着に敗北した。

5月19日、中1週で迎えた30戦目は、チケットアルファカップ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた31戦目は、ロータリークラブ杯（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカトモドリームに半馬身の差をつけて優勝

6月17日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカトモドリームから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月30日、中1週で迎えた33戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、鳥海山特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた34戦目は、一般B（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のピースナカヤマに1馬身の差をつけて制した。

7月30日、中1週で迎えた35戦目は、月山特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（6戦4勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスパートクロスに1馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

8月16日、中1週で迎えた36戦目は、尾形写真杯（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグロリアスネイビーに4馬身の差をつけて9勝目をゲットした。

9月3日、中2週で迎えた37戦目は、一般B（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（2戦2勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノチナをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

9月17日、中1週で迎えた38戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（上山ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムガッツオーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

10月15日、中3週で迎えた39戦目は、坂井薫人騎手を鞍上に迎えて、飯豊山特別（上山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のワイティーキシュウに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月29日、中1週で迎えた40戦目は、羽黒山特別（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（7戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエビスイーグルから2馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中3週で迎えた41戦目は、蔵王賞（上山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカトモドリームに1馬身の差をつけて制した。

12月10日、中1週で迎えた42戦目は、地方重賞の山形記念樹氷賞（上山ダート2300m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（9戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7歳（2003年）

4月21日、約4か月半の休養明けで迎えた43戦目は、キバレかみのやま特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（10戦6勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた44戦目は、Dr.コパ誕生日記念（ファイナル）（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた45戦目は、メルボルンカップ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（12戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた46戦目は、ニュー洋蘭賞（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（13戦6勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた47戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、バルーンカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

9月7日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた48戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた49戦目は、サファイヤ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカシノマイロードに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

10月19日、中2週で迎えた50戦目は、コスモス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスタードウジョウジに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月5日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた51戦目は、地方重賞の九州記念（荒尾ダート2150m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月30日、中3週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた52戦目は、もみじ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた53戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

8歳（2004年）

3月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた54戦目は、バイオレット特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンライズタカオーに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月27日、中1週で迎えた55戦目は、すみれ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月28日、約5か月の休養明けで迎えた56戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（5戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた57戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（6戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月13日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた58戦目は、地方重賞の九州記念（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は山下貴光騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた59戦目は、馬産地協賛遠賀川特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月14日、中2週で迎えた60戦目は、嘉瀬川特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。