ヤマニンフォックス（1988年生、母ヤマニンクリスタル）

ヤマニンフォックス（1988年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンスキー（当時13歳）と交配したヤマニンクリスタルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ヤマニンベン牧場。戦績は、中央平地52戦7勝2着11回。1994年の中日新聞杯(G3)に勝利した他、1992年の鳴尾記念(ハンデG2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1991年）

3月3日、デビュー戦は山田和広騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のマンジュデンムテキを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

11月3日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上500万下の逢坂山特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の醍醐特別（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったメイショウハブオーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

12月14日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の濃尾特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4歳（1992年）

1月5日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したチャンネルフォーを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

1月26日、中2週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田和広騎手（7戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のパリスハーリーに1馬身1/4の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月8日、中1週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大津特別（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田和広騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったバンブージャンボにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

2月29日、中2週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の千里山特別（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田和広騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の甲武特別（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山田和広騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエイシンカーリッヂに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4月4日、中2週で迎えた12戦目は、なにわステークス（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で山田和広騎手（11戦3勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、メルボルントロフィー（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山田和広騎手（12戦3勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた14戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、ストークステークス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサツキオアシスを半馬身捉え切れず2着となった。

6月14日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の水無月ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったキューティハートに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた16戦目は、関ケ原ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（13戦3勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた17戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の阿賀野川特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたオートラディア決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中7週で迎えた18戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の野分特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の嵯峨野特別（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったファンタジースズカにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

11月1日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の古都ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（15戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたネーハイビクトリー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月14日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（16戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のタマモベイジュに1馬身3/4の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

12月13日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデG2の鳴尾記念（阪神芝2500m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（17戦4勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、リードを2馬身以上キープして、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5歳（1993年）

1月16日、中4週で迎えた23戦目は、寿ステークス（京都芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（18戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメジロクロヒメに1馬身1/4の差をつけて制した。

2月13日、中3週で迎えた24戦目は、すばるステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（19戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンシアトルを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月7日、中2週で迎えた25戦目は、G3の中日新聞杯（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（20戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月19日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

10月9日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、東京競馬場スタンド増築記念神無月ステーク（東京ダート1600m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデG3のカブトヤマ記念（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（21戦6勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい9着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた29戦目は、アンドロメダステークス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（22戦6勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた30戦目は、トパーズステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（23戦6勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、8着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた31戦目は、ハンデG3の愛知杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、伸びてきたホマレオーカン決め手に屈してクビ差の2着となった。

6歳（1994年）

1月5日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデG3の金杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（24戦6勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデG2の日経新春杯（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（25戦6勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた34戦目は、G2の京都記念（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（26戦6勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた35戦目は、G3の中日新聞杯（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（27戦6勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のワンモアラブウエイをハナ差振り切って待望の重賞初制覇を果たした。

4月3日、中3週で迎えた36戦目は、G2の産經大阪杯（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（28戦7勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

6月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた37戦目は、G2のCBC賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（29戦7勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた38戦目は、G2の高松宮杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（30戦7勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月21日、中5週で迎えた39戦目は、G3の函館記念（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田和広騎手（31戦7勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた40戦目は、シーサイドオープン（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田和広騎手（32戦7勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた41戦目は、ハンデG3のカブトヤマ記念（福島芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月20日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデG3の福島記念（福島芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は山田和広騎手（33戦7勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデG3の愛知杯（中京芝2000m 小雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（34戦7勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったテンザンユタカに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7歳（1995年）

1月5日、中3週で迎えた44戦目は、ハンデG3の金杯（京都芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（35戦7勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

4月30日、約4か月の休み明けで迎えた45戦目は、ハンデ戦でオープンのオーストラリアトロフィー（京都芝1800m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（36戦7勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた46戦目は、ハンデG3の阪急杯（京都芝1400m 外回り雨/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（37戦7勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた47戦目は、ハンデG3の金鯱賞（中京芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（38戦7勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着を確保した。

7月2日、中1週で迎えた48戦目は、ハンデ戦でオープンの東海ステークス（中京ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（39戦7勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

8月20日、中6週で迎えた49戦目は、G3の函館記念（函館芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた50戦目は、ハンデ戦でオープンのUHB杯（函館芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月22日、中5週で迎えた51戦目は、ハンデG3のカブトヤマ記念（新潟芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月10日、中6週で迎えた52戦目は、ハンデG3の愛知杯（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山田和広騎手（40戦7勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったサウンドバリヤーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。