マンオブパーサー（2003年生、母タツプユアトウズ）

マンオブパーサー（2003年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「船や飛行機の客室乗務員の長」。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時11歳）と交配したタツプユアトウズが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地13戦3勝2着1回、地方31戦11勝2着5回。2006年のダービーグランプリ(G1)に勝利した他、2010年のサマーチャンピオン(ハンデJpn3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、鈴木義孝によって1,942.5万円で落札された。

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

12月3日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウチョイスに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2006年）

1月21日、中6週で迎えた2戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイナミックターンを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

2月19日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（2戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、勝ったフラムドパシオンにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、G.ボス騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の樟葉特別（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月13日、中7週で迎えた5戦目は、3歳以上1000万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のメイショウトウコンを半馬身振り切って制した。

9月18日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバンブーエールを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切ってG1初挑戦初制覇を達成した。

11月3日、中6週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、G1のJBCクラシック（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの師走ステークス（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

4歳（2007年）

4月22日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、G3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 小雨/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は四位洋文騎手（5戦3勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

10月28日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、アルデバランステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月18日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、霜月ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

12月9日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、ギャラクシーステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

5歳（2008年）

1月6日、中3週で迎えた14戦目は、門松ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（6戦3勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3月15日、中9週で迎えた15戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

6歳（2009年）

1月4日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた16戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、大師オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったエースオブタッチにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

2月18日、中5週で迎えた17戦目は、S2の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた18戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月20日、中7週で迎えた19戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったノースダンデーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月24日、中4週で迎えた20戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた21戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

8月19日、中3週で迎えた22戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月1日、中5週で迎えた23戦目は、S2の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

10月28日、中3週で迎えた24戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7歳（2010年）

1月28日、約3か月の休み明けで迎えた25戦目は、多摩川オープン（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエースオブタッチに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

2月17日、中2週で迎えた26戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクレイアートビュンに1馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

3月17日、中3週で迎えた27戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

6月20日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた28戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、多良岳特別（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヘイアンレジェンドに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月18日、中3週で迎えた29戦目は、KJ2の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のエフケーフィルに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月18日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月12日、中3週で迎えた31戦目は、開聞岳特別（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のミヤノオードリーに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月11日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、馬産地協賛久住山特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のビービーダークライに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月14日、中4週で迎えた33戦目は、KJ1の九州大賞典（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のタニノウィンザーを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

12月26日、中5週で迎えた34戦目は、地方重賞の中島記念（佐賀ダート2000m 雪/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8歳（2011年）

1月9日、中1週で迎えた35戦目は、九州オールカマー（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヘイアンレジェンドにハナ差交わされて2着に甘んじた。

2月11日、中4週で迎えた36戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦5勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

3月13日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、KJ2のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモシェアトに6馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

4月29日、中6週で迎えた38戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（10戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、阿蘇山特別（佐賀ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月19日、中3週で迎えた40戦目は、多良岳特別（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で山口勲騎手（12戦6勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステルスグリーンに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月17日、中3週で迎えた41戦目は、KJ2の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山口勲騎手（13戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサクラリボルバーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた42戦目は、馬産地協賛雷山特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山口勲騎手（14戦7勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のメイホウホップをアタマ差振り切って断トツ人気に応えた。

11月13日、中4週で迎えた43戦目は、天山特別（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で山口勲騎手（15戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったウルトラカイザーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中2週で迎えた44戦目は、地方重賞のオッズパークグランプリ2011オープン（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で山口勲騎手（16戦8勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。