ミスターノベンバー（1988年生、母ノーベンバーローズ）

ミスターノベンバー（1988年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のFit to Fight（当時9歳）と交配したノーベンバーローズが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方39戦21勝2着7回。主な勝ち鞍は1994年のダイヤモンド特別(B2二)。

経歴

デビュー前

小林稔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

11月3日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

11月11日、連闘で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

4歳（1992年）

1月2日、約13か月の休養明けで迎えた4戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月13日、中1週で迎えた5戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のホクセイプリンスに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

1月20日、連闘で迎えた6戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカタイティに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月26日、連闘で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のプリティキャップに2馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

2月17日、中2週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマイティメビウスに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月23日、中2週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロングクロスに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月13日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンシャインベルに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月5日、中2週で迎えた12戦目は、KAB熊本朝日放送特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロベアーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉井浩和騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のザックメゾに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月21日、中4週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井浩和騎手（8戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリヒメから2馬身半差の2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた15戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉井浩和騎手（9戦7勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリヒメから1馬身半差の2着となった。

7月27日、中2週で迎えた16戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井浩和騎手（10戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクリヒメに2馬身半の差をつけて9勝目を挙げた。

8月14日、中2週で迎えた17戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉井浩和騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクリヒメに2馬身の差をつけて優勝

10月26日、中9週で迎えた18戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井浩和騎手（12戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエスジーラッシュから半馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中3週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で吉井浩和騎手（13戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフジミグラナダに半馬身の差をつけて優勝

12月6日、中1週で迎えた20戦目は、フエニツクス特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉井浩和騎手（14戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカテンユウから3馬身差の2着に敗北した。

12月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で吉井浩和騎手（15戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカテンユウに5馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5歳（1993年）

1月5日、中1週で迎えた22戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉井浩和騎手（16戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のエスジーラッシュに2馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

1月25日、中2週で迎えた23戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で吉井浩和騎手（17戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエスジーラッシュをアタマ差制して1着ゴールを果たした。

2月22日、中3週で迎えた24戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で吉井浩和騎手（18戦13勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニックエンペラーに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月15日、中2週で迎えた25戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で吉井浩和騎手（19戦14勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルカテンユウから1馬身差の2着に敗北した。

7月19日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で吉井浩和騎手（20戦14勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイブカファーストに1馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

8月3日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた27戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で吉井浩和騎手（21戦15勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月24日、中6週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた28戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノレディに1馬身半の差をつけて勝利数を17に伸ばす

10月22日、中3週で迎えた29戦目は、椎名廣明騎手を鞍上に迎えて、フルムーン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のキノクニに1馬身半の差をつけて優勝

11月11日、中2週で迎えた30戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターガリバーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月25日、中1週で迎えた31戦目は、キャッツアイ特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイキサンライズから1馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中2週で迎えた32戦目は、ターコイズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオオトネドレムに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6歳（1994年）

3月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた33戦目は、ブラッドストーン特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったレインボーブラザーから1馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中5週で迎えた34戦目は、ダイヤモンド特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグローバルアーサーをクビ差制して勝利を手に入れた。

5月2日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、あやめ月特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月27日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた36戦目は、麦秋特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月2日、約3か月半の休み明けで迎えた37戦目は、サファイヤ特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（8戦4勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた38戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月17日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、トパーズ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月28日、中5週で迎えた40戦目は、歳末特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7歳（1995年）

1月10日、中1週で迎えた41戦目は、ベイサイド特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で白田日出夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた42戦目は、白富士特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で白田日出夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。