キョウトシチー（1991年生、母マウンテンクイーン）

キョウトシチー（1991年5月3日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時6歳）と交配したマウンテンクイーンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地31戦8勝2着5回、地方24戦5勝2着7回、海外1戦0勝。1997年の東京大賞典(G1)で2着に入った他、1999年の川崎記念(G1)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞6勝を挙げた。

経歴

デビュー前

友駿ホースクラブ愛馬会にて総額2,400万円（6万×400口）で一口馬主が募集された。

中尾謙太郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

9月18日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したメイトウフラッシュを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したアーサーズラックを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月6日、中2週で迎えた4戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったサクラファイターにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（1994年）

4月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は松永幹夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエゴイストを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のケイチロルを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳900万下の駒草賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月3日、中4週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月16日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳G1の菊花賞（京都芝3000m 外回り小雨/稍重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（6戦2勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の北摂特別（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したミズノサーパスに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4歳（1995年）

1月15日、中4週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の初夢賞（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

1月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の大島特別（東京ダート2100m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシルクルネッサンスを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

3月19日、中6週で迎えた14戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の御堂筋ステークス（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず最後はニシノアイゼンと並んで10着同着となった。

4月9日、中2週で迎えた15戦目は、梅田ステークス（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（9戦2勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったポジーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月14日、中4週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の下鴨ステークス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（10戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた17戦目は、安芸ステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（11戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた18戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のマラヤン・レーシング・アソシエーション・トロフィー（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月20日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、4歳以上900万下の松前特別（函館芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

8月27日、連闘で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（13戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のワールドオートに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月8日、中5週で迎えた21戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の太秦ステークス（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた22戦目は、テレビ静岡賞（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグリーンサンダーを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

12月16日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、G3のウインターステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（14戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイオーユーを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って重賞ウィナーの称号をゲットした。

5歳（1996年）

3月20日、約3か月の休養明けで迎えた24戦目は、名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（15戦4勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアメージングレイスに1馬身半の差をつけて7勝目を手中に収めた。

5月18日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた26戦目は、帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月29日、中0週で迎えた27戦目は、ハンデG3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（4戦1勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

7月27日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、タイムス杯（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月7日、中5週で迎えた29戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、G3のシーサイドステークス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のヤエノジョオーをクビ差振り切って重賞2勝目をマークした。

11月4日、中7週で迎えた30戦目は、東海菊花賞（名古屋ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（16戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月4日、中3週で迎えた31戦目は、浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（17戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトベガから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中3週で迎えた32戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（18戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコンサートボーイに3/4馬身の差をつけて優勝

6歳（1997年）

2月5日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた33戦目は、川崎記念（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手（19戦6勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトベガから3馬身差の2着となった。

3月5日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた34戦目は、ダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手（20戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったデュークグランプリからアタマ差の2着に甘んじた。

3月20日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた35戦目は、名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手（21戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月29日、中5週で迎えた36戦目は、G2のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で松永幹夫騎手（22戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキソジゴールドから3馬身差の2着に敗北した。

5月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松永幹夫騎手（23戦6勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月24日、中4週で迎えた38戦目は、G1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松永幹夫騎手（24戦6勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月20日、中7週で迎えた39戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松永幹夫騎手（25戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月10日、中6週で迎えた40戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で松永幹夫騎手（26戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキソジゴールドに4馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルをつかんだ。

11月3日、中2週で迎えた41戦目は、G2の東海菊花賞（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松永幹夫騎手（27戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーヨーシアトルから3馬身差の2着に敗北した。

12月3日、中3週で迎えた42戦目は、G2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で松永幹夫騎手（28戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタイキシャーロックをハナ差制して4つ目の重賞タイトルを手にした。

12月28日、中3週で迎えた43戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で松永幹夫騎手（29戦8勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーヨーシアトルから3馬身差の2着に敗北した。

7歳（1998年）

3月28日、G1のドバイワールドカップ（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバダート2000m）に出走。鞍上は15戦連続で松永幹夫騎手（30戦8勝）。9頭立てのレースに臨んだ。6着に敗れた。

8月20日、約5か月の休養明けで迎えた45戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で松永幹夫騎手（31戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中6週で迎えた46戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で松永幹夫騎手（32戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマルカイッキュウをクビ差振り切って連覇達成

12月9日、中8週で迎えた47戦目は、G2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で松永幹夫騎手（33戦9勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた48戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で松永幹夫騎手（34戦9勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

8歳（1999年）

2月3日、中5週で迎えた49戦目は、G1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で松永幹夫騎手（35戦9勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアブクマポーロから2馬身半差の2着となった。

2月27日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた50戦目は、ハンデ戦でオープンの仁川ステークス（阪神ダート1800m 曇/不良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は21戦連続で松永幹夫騎手（36戦9勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

4月29日、中8週で迎えた51戦目は、G2のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で松永幹夫騎手（37戦9勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

5月22日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた52戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で松永幹夫騎手（38戦9勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

6月13日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた53戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの東海ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイターンをクビ差だけ差し切って勝利数を13に伸ばす

7月20日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた54戦目は、G3のマーキュリーカップ（水沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた55戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中7週で迎えた56戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（39戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。