グレートヒエン（2020年生、母トーセンファースト）

経歴

デビュー前

2歳（2022年）

10月27日、デビュー戦は西村栄喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のユーカリデビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は465kg。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして悠々と抜け出し、最後は2着のウインドインバイオに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月1日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のネームヴァリュー・メモリアル（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

3歳（2023年）

3月13日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

4月13日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のゴーストバスターに1馬身の差をつけて制した。

5月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のびわ特別（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月22日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦の海風スプリント（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

11月4日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、ニクソンテソーロに交わされて1馬身半差の2着となった。

11月11日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のサマービートを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

11月26日、中1週で迎えた9戦目は、タマムラサキ特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた10戦目は、キバナアマ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のイントゥザワールドに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月28日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2-2（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で永森大智騎手（4戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヴィオマージュに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2024年）

1月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1-4（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で永森大智騎手（5戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のシャープレシオに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

1月24日、中1週で迎えた13戦目は、室戸三山特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で永森大智騎手（6戦4勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

1月31日、連闘で迎えた14戦目は、一般C1-3（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で永森大智騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルドラゴに5馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

2月7日、連闘で迎えた15戦目は、白山洞門特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で永森大智騎手（8戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた16戦目は、落合橋特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で永森大智騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ディープギルドンに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた17戦目は、中根秀樹五十三才特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で永森大智騎手（10戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、カレンロマチェンコに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月26日、中2週で迎えた18戦目は、三嶺特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で永森大智騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、グランドボヌールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月13日、中2週で迎えた19戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で永森大智騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のダノンマジックに2馬身の差をつけて8勝目を手にした。

4月20日、連闘で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のスピカ特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で永森大智騎手（13戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ルピナステソーロにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月12日、中2週で迎えた21戦目は、一般A B（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で永森大智騎手（14戦6勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のニシノキントウンに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月8日、中3週で迎えた22戦目は、瀬戸特別（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で永森大智騎手（15戦7勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦のヴェガ特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で永森大智騎手（16戦7勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のモズゴールドメダルをクビ差振り切って断トツ人気に応えた。

8月14日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた24戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、園田サマーダッシュ（園田ダート820m 雨/重）に出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、伸びてきたカレンロマチェンコ決め手に屈してハナ差の2着となった。

9月16日、中4週で迎えた25戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロイズピークに4馬身の差をつけて優勝

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定戦のミラク特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて、最後は2着のキープイットシンポに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月27日、中3週で迎えた27戦目は、オパール特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（17戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ヒカリオーソに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月24日、中3週で迎えた28戦目は、トパーズ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（18戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、レベルスリーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月22日、中3週で迎えた29戦目は、ターコイズ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5歳（2025年）

1月13日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定戦のベラトリックス特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた31戦目は、一般A B（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（19戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のモズゴールドメダルに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

2月9日、中1週で迎えた32戦目は、アメジスト特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（20戦9勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい6着に敗れた。