サクラエール（2011年生、母サクラロマンス）

サクラエール（2011年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋バロック音楽のジャンル『エール・ド・クール』より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のケイムホーム（当時12歳）と交配したサクラロマンスが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡牧場。2015年の2015ファイナルステークス(オープン)で2着に入った他、2015年のオータムリーフステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

12月22日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のヤマカゲに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2014年）

2月22日、中8週で迎えた2戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のダイシンサンダーを3/4馬身振り切って2勝目を手に入れた。

3月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦2勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

6月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の相模湖特別（東京芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

7月26日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下の知多特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

11月22日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（5戦2勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく15着に敗れた。

4歳（2015年）

1月5日、中3週で迎えた9戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた10戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

2月15日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた12頭をごぼう抜きし、最後は2着のツヨシノブルームに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月5日、中6週で迎えた12戦目は、4歳以上1600万下の鳴門ステークス（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入った。

6月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の津軽海峡特別（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の大通特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の報知杯大雪ハンデキャップ（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のモルトベーネをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。

9月26日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上1600万下の大阪スポーツ杯（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線に入ると、前で粘るサンレーンを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月29日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、オータムリーフステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したスーサンジョイを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月27日、中3週で迎えた18戦目は、2015ファイナルステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したタールタンにクビ差届かず2着に甘んじた。

5歳（2016年）

1月31日、中4週で迎えた19戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は池添謙一騎手（6戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず14着に敗れた。

4月2日、中8週で迎えた20戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

4月30日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、天王山ステークス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた22戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

9月10日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、エニフステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（9戦2勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月6日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた24戦目は、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（8戦3勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

6歳（2017年）

1月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、すばるステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（9戦3勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

3月5日、中5週で迎えた26戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、ポラリスステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた27戦目は、夢見月ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（10戦2勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5月14日、中7週で迎えた28戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月9日、中7週で迎えた29戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのマリーンステークス（函館ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

7歳（2018年）

3月31日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた30戦目は、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

5月13日、中5週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた31戦目は、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

7月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、水樹奈々高知公演特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーアアステリオスに約12馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

9月17日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた33戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のウイントラゲットに4馬身の差をつけて優勝

10月20日、中4週で迎えた34戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で別府真衣騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルビーラヴドに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月3日、中1週で迎えた35戦目は、中嶋晃の高知遠征特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で別府真衣騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のココナッツスルーに約14馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月17日、中1週で迎えた36戦目は、笹川特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で別府真衣騎手（4戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた37戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、国見山特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のウインベラシアスに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

12月16日、中1週で迎えた38戦目は、安芸川特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のウインベラシアスを3/4馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

12月31日、中1週で迎えた39戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

8歳（2019年）

1月16日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-6（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のルイカズマに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

1月30日、中1週で迎えた41戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、花の里公園特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、カレンマタドールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月6日、連闘で迎えた42戦目は、にこ淵特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクインズハリジャンを次元の違う末脚で半馬身差し切って断然の支持に応えた。

2月19日、中1週で迎えた43戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサーベイヤーに約12馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月4日、中1週で迎えた44戦目は、和食川特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチャロレイに約14馬身の大差をつけて断トツの支持に応えた。

3月21日、中1週で迎えた45戦目は、ポッ娘来場記念特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアーチザスカイに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月21日、中3週で迎えた46戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の二十四万石賞（高知ダート1900m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた47戦目は、祝理恵さん初来場特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（3戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアーチザスカイに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月19日、中1週で迎えた48戦目は、エメラルド特別（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月9日、中2週で迎えた49戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったケイマに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中3週で迎えた50戦目は、ルビー特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月4日、中3週で迎えた51戦目は、ミッキーロケット賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（7戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったファドーグに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月22日、中2週で迎えた52戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のスパーキングサマーカップオープン他地区所属（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

10月1日、中5週で迎えた53戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

11月10日、中5週で迎えた54戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の黒潮マイルチャンピオンシップ（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた55戦目は、齋藤智章協賛記念特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で濱尚美騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた56戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

9歳（2020年）

1月5日、中3週で迎えた57戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、千両賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったセンコーハーバを3/4馬身捉え切れず2着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた58戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、サイネリア賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月27日、中4週で迎えた59戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、アメジスト賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた60戦目は、ファンタスティック賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月12日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた61戦目は、パフューム賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた62戦目は、スイートピー特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた63戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、カーネーション特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた64戦目は、コロナと戦う医療にエールを!緊急支援競走（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は出水拓人騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた65戦目は、クレマチス賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた66戦目は、クローバー賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた67戦目は、七夜月賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（7戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

2020年7月9日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。