コスモロッソ（2015年生、母リスティアエナー）

コスモロッソ（2015年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋赤（伊）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のモンテロッソ（当時8歳）と交配したリスティアエナーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上牧場。主な勝ち鞍は2020年の文月特別(一般B1 B2一ハンデ)。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

9月10日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

9月18日、連闘で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた4戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

11月29日、中5週で迎えた5戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキング（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャンドルロードに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のキング（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた7戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったユーセイスラッガーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

3歳（2018年）

1月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のコハクチョウ特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ソウタロウに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、メモリーメディアにアタマ差交わされて2着となった。

2月27日、中1週で迎えた12戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の丹頂鶴特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカツゲキジャパンに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

3月23日、中0週で迎えた14戦目は、3歳戦のユリカモメ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のカツゲキジャパンに3馬身の差をつけて制した。

4月10日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（9戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のメモリーメソッドを半馬身振り切って断然の支持に応えた。

6月18日、中9週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた16戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

7月6日、中2週で迎えた17戦目は、3歳戦のオーストラリアターフクラブ賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

7月24日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた18戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の西瓜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットでジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のゴールドディザイアをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

8月11日、中2週で迎えた19戦目は、幻の八幡平ドラゴンアイ記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた20戦目は、サファイア賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ルパルクに交わされて3馬身差の2着となった。

9月13日、中0週で迎えた21戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ピースフルエンゼルに交わされて2馬身差の2着となった。

10月3日、中2週で迎えた22戦目は、千葉よみうりCC 開場40周年記念盃（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4歳（2019年）

2月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた23戦目は、早春スプリント（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は高橋利幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

3月14日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、パラソルヒーターあたたかいで賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、マサノホウオウに交わされて7馬身差の2着となった。

3月28日、中1週で迎えた25戦目は、爽春特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のインスタイルに1馬身の差をつけて6勝目をマークした。

4月16日、中2週で迎えた26戦目は、アンデルセン特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田龍哉騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のカーネーション特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田龍哉騎手（8戦2勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

6月14日、中4週で迎えた28戦目は、明治記念大磯邸園特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田龍哉騎手（9戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた29戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の夏至特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のドリームポリーニに5馬身の差をつけて制した。

7月17日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のばくだん大将記念（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ザッカリーアにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月9日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の鋸山特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた32戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、小金牧特別（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

12月18日、約3か月半の休養明けで迎えた33戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、チャーチルダウンズ杯（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

5歳（2020年）

1月9日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の初夢特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた35戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の野島崎特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神でしぶとく粘り込んで、最後は2着のキングバイデンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月13日、中3週で迎えた36戦目は、弥生特別（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた37戦目は、四葉のクローバー賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口達弥騎手（2戦1勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた38戦目は、春望特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口達弥騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた39戦目は、いろわけいるか特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口達弥騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた40戦目は、一般B2二三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山口達弥騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた41戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山口達弥騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の文月特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山口達弥騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のフラワーオアシスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月21日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデ戦の海ほたる特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山口達弥騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって6着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた44戦目は、獅子座スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口達弥騎手（9戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい9着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた45戦目は、葉月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口達弥騎手（10戦2勝）。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

9月14日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた46戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、日和風特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

10月2日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた47戦目は、ハンデ戦の金風特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口達弥騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6歳（2021年）

3月1日、約5か月の休養明けで迎えた48戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、忘れ雪特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた49戦目は、駿春スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた50戦目は、アンデルセン特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた51戦目は、オランダナデシコ特別（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口達弥騎手（12戦2勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた52戦目は、新緑賞（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口達弥騎手（13戦2勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた53戦目は、一般B2二（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

12月9日、約5か月半の休養明けで迎えた54戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般B2五（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた55戦目は、カプリコーン賞（大井ダート1650m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7歳（2022年）

1月28日、中3週で迎えた56戦目は、新助坂賞（大井ダート1650m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

2022年2月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。