パーシャンブルーム（1991年生、母アローアルテミス）

パーシャンブルーム（1991年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のパーシャンボーイ（当時9歳）と交配したアローアルテミスが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、地方46戦9勝2着9回。主な勝ち鞍は1995年のシリウス特別(C1-1)。

経歴

デビュー前

秋山重美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1993年）

11月18日、デビュー戦は山崎尋美騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた2戦目は、高松淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハマナスフィルからハナ差の2着に甘んじた。

12月27日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松淳一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1994年）

1月20日、中2週で迎えた4戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月15日、中8週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高松淳一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月27日、中5週で迎えた7戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったファーストサニーオから2馬身半差の2着となった。

6月23日、中3週で迎えた8戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳（高崎ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウインドゲットオンに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月11日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、4歳（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた11戦目は、4歳（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノワイルドに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグトンオールから半馬身差の2着に敗北した。

10月9日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアヤノボーイから5馬身差の2着となった。

12月5日、中4週で迎えた15戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったパリスモンスターから2馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドバトルに6馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

4歳（1995年）

1月4日、中1週で迎えた17戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のレオシルバーに6馬身の差をつけて優勝

4月10日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のレオシルバーをアタマ差制して5勝目をつかんだ。

5月4日、中2週で迎えた19戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、恋路賞（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月8日、約5か月の休養明けで迎えた20戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアラマサトウコウに1馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

10月23日、中1週で迎えた21戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた22戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた23戦目は、越野亨騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のマザーパワーに1馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

11月29日、連闘で迎えた24戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で越野亨騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1996年）

6月30日、約7か月の休み明けで迎えた25戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般B2-4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

6歳（1997年）

4月15日、約8か月半の休み明けで迎えた28戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンキングからクビ差の2着に甘んじた。

4月29日、中1週で迎えた29戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったケンセツマリオから1馬身半差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノタカデンコウから5馬身差の2着に敗北した。

5月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオーガストトパーズに4馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

11月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた32戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月16日、中0週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた34戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（9戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1998年）

1月7日、中0週で迎えた36戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月13日、約3か月の休養明けで迎えた37戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和義騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた38戦目は、板倉真由子騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月12日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（13戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンエンデバーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月9日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（14戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（15戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平瀬城久騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリュウセイリュウに1馬身の差をつけて9勝目を手にした。

7月21日、中1週で迎えた44戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（16戦2勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた45戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（17戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた46戦目は、岡田隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。