エーシンスローイン（2004年生、母エイシンワンシャン）

エーシンスローイン（2004年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋投げ入れる」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したエイシンワンシャンが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方70戦16勝2着13回。主な勝ち鞍は2009年の全日本大学相撲十和田大会レース(一般B1三)。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

3月17日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は490kg。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中健騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月18日、中8週で迎えた5戦目は、3歳戦の蘇水峡賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月3日、中9週で迎えた8戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3十三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3十二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブライティアバレーに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2008年）

1月3日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3七（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジェイキングを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タケデンビリーブに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

5月19日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスコールイケズキに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

6月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したデューティアスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月8日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林俊彦騎手（10戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセルフポートレイトにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

6月22日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で小林俊彦騎手（11戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスタービューを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

7月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で小林俊彦騎手（12戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーホクハヤテを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で小林俊彦騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小林俊彦騎手（14戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンストンフルークを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

8月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で小林俊彦騎手（15戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブラックナイトにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で小林俊彦騎手（16戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1六（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で小林俊彦騎手（17戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1四（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は19戦連続で小林俊彦騎手（18戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブレーブスターに約14馬身の大差をつけて制した。

5歳（2009年）

3月21日、約6か月の休み明けで迎えた27戦目は、黒崎海岸レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で小林俊彦騎手（19戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオヤマエルニーニョを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で小林俊彦騎手（20戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジャンドゥーヤを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

4月20日、中1週で迎えた29戦目は、室根山レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は22戦連続で小林俊彦騎手（21戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るワタシノオウジサマを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月17日、中3週で迎えた30戦目は、山岸カキツバタレース（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は23戦連続で小林俊彦騎手（22戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオウシュウシュガーに5馬身の差をつけて制した。

6月15日、中3週で迎えた31戦目は、賢治のイーハトーブまつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で小林俊彦騎手（23戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマルブツワイルドにねじ伏せられて3馬身差の2着に敗北した。

6月29日、中1週で迎えた32戦目は、みなづき賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は25戦連続で小林俊彦騎手（24戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るキングハーバーを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利をモノにする

8月1日、中4週で迎えた33戦目は、一般A三 B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で小林俊彦騎手（25戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月9日、連闘で迎えた34戦目は、全日本大学相撲十和田大会レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は27戦連続で小林俊彦騎手（26戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエクストラポイントに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月23日、中1週で迎えた35戦目は、ムーンライトカップ（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で小林俊彦騎手（27戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた36戦目は、南部杯カウントダウン21（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は29戦連続で小林俊彦騎手（28戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエクストラポイントを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

10月5日、中1週で迎えた37戦目は、秋嶺賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は30戦連続で小林俊彦騎手（29戦8勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた38戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、プロキオン賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた39戦目は、武家住宅資料館レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（30戦8勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた40戦目は、横手りんごレース（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（31戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアルディを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

12月13日、中1週で迎えた41戦目は、九戸城跡レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（32戦8勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシュクジャンヌを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

12月28日、中1週で迎えた42戦目は、銀嶺賞（水沢ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（33戦9勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

6歳（2010年）

1月4日、連闘で迎えた43戦目は、初夢賞（水沢ダート2000m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（34戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた44戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、岩手競馬奥州サポートクラブ賞（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた45戦目は、江刺桜まつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（35戦9勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったアドマイヤサムライに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月24日、中1週で迎えた46戦目は、横手黒毛和牛レース（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（36戦9勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた47戦目は、葛巻高原モーモーバーガーレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（37戦9勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた48戦目は、盛岡さんさ踊りレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（38戦9勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた49戦目は、青森駅ビルラビナ杯（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた50戦目は、ねむの木賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

7月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた51戦目は、FM岩手杯（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月5日、中7週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた52戦目は、一般B1一（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた53戦目は、南部杯カウントダウン22（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（39戦9勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた54戦目は、南部杯カウントダウン7（盛岡ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた55戦目は、岩手競馬ファン大感謝祭記念（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（5戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた56戦目は、北の漁場網おこし体感レース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた57戦目は、ダービーグランプリ CD8（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた58戦目は、胆沢郷土資料館レース（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた59戦目は、日本一の安代りんどうの郷レース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた60戦目は、大野木工レース（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

7歳（2011年）

1月8日、中1週で迎えた61戦目は、「森は海の恋人」植樹祭レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月15日、約4か月の休養明けで迎えた62戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、がんばろう女川（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るナツミプリンセスを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って休み明けの一戦を物にした。

5月23日、連闘で迎えた63戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（40戦9勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルデンアインに9馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月6日、中1週で迎えた64戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（41戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゲンパチドリームに5馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

6月13日、連闘で迎えた65戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（42戦11勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルブツロックを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。

7月16日、中4週で迎えた66戦目は、盛岡材木町よ市レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（43戦12勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオウシュウカイザーを3/4馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

8月15日、中3週で迎えた67戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、JRA VS 岩手競馬第1戦（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた68戦目は、一般C1（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（44戦13勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた69戦目は、夏油賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（45戦13勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた70戦目は、新横手駅オープン記念レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（46戦13勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた71戦目は、埋蔵文化財調査センターレース（盛岡ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（47戦13勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた72戦目は、美好玩具「こども縁日」賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（48戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた73戦目は、一般B2六（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（49戦13勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のジョッキーポルカに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月26日、中1週で迎えた74戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、シルバーステッキ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた75戦目は、JA岩手ふるさとひとめぼれ杯（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（50戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた76戦目は、一般B2五（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（51戦14勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハセノヒマワリを別次元の末脚で半馬身差し切って勝利数を16に伸ばす