フリートアピール（2002年生、母コープランズナニー）
Fleet Appeal
2002.03.11
フリートアピール（2002年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋母母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時18歳）と交配したコープランズナニーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方61戦21勝2着9回。2009年の房の国オープンに勝利した他、2005年の北海優駿(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 64戦21勝 [21-9-3-31/64]
- 総賞金国内
- 6,656万円
- 生年月日
- 2002年3月11日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 九日俊光佐賀
- 馬主
- 岡友則
- 生産者
- ノーザンファーム
- セール落札価格
- 3,465万円
セレクトセール サラブレッド 当歳
- 抹消情報
- 中央：2008年1月15日抹消
地方：2012年1月4日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharamond＝Sickle | 6*7×7 | 3.12% |
| き | Pharos＝Fairway | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | Tom Fool | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Discovery | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Bull Dog | 6*6×7*7 | 4.68% |
| 牡 | Alibhai | 6×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Citation | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Heliopolis | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Blenheim | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Bull Lea | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Jamestown | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Stimulus | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Hyperion | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡 | The Porter | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Nasrullah | 5*6 | 4.68% |
| 牡S | Teddy | 6*7*7 | 3.12% |
| 牡M | Olympia | 5*6 | 4.68% |
| 牡M | Intentionally | 5*6 | 4.68% |
| 牡M | Rough'n Tumble | 6*6 | 3.12% |
| 牡M | War Relic | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ミスタープロスペクター系
- ファミリーナンバー
- 1-w
レース成績
経歴
デビュー前
当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、河長産業によって3,465万円で落札された。
広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（2004年）
9月22日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。馬体重は502kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアウトビッドに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のセブンチャンピオンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3歳（2005年）
4月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳オープンの陽春特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヨシノコンドルに交わされて2馬身差の2着に敗北した。
5月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳オープンの端午特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハートオブマインに2馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。
6月2日、中3週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヨシノコンドルに半馬身交わされて2着に敗北した。
7月2日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上500万下の大森浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。
8月11日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた7戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のダークエンペラーに7馬身の差をつけて4勝目を挙げた。
9月15日、中4週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミスイセンに2馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。
10月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下の道新スポーツ賞（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦5勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。
11月10日、中5週で迎えた10戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。
4歳（2006年）
4月14日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、朧月賞（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、アウスレーゼにクビ差交わされて2着に甘んじた。
5月10日、中3週で迎えた12戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、ペガサス賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。
6月7日、中3週で迎えた13戦目は、一般B2四（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のダイワマジックに3馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。
6月29日、中2週で迎えた14戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。
8月1日、中4週で迎えた15戦目は、アーバンステージ葉月賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。
8月18日、中1週で迎えた16戦目は、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。
9月17日、中3週で迎えた17戦目は、ハーベストムーン賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。
10月3日、中1週で迎えた18戦目は、アルゲニブ賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に終わった。
5歳（2007年）
3月16日、約5か月半の休み明けで迎えた19戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、仲春賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフーバーダムに2馬身の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。
3月30日、中1週で迎えた20戦目は、レグルス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したフーバーダムにクビ差届かず2着に甘んじた。
4月18日、中2週で迎えた21戦目は、ポインタース賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪脚を炸裂させて、最後は2着のラドランバーラに1馬身半の差をつけて8勝目をつかんだ。
6月5日、中6週で迎えた22戦目は、’07メトロポリタンジューンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（3戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。
6月26日、中2週で迎えた23戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシーサーハーンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
7月13日、中1週で迎えた24戦目は、東京サマーランド賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカネショウメロディを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月1日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、フォーマルハウト賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。
11月29日、中3週で迎えた26戦目は、’07メトロポリタンノベンバーカップ（大井ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。
12月13日、中1週で迎えた27戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で御神本訓史騎手（8戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のカネショウアトラスに3馬身半の差をつけて優勝
6歳（2008年）
1月13日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデG3のガーネットステークス（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。
2月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、’08ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。
3月13日、中2週で迎えた30戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（9戦4勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
7月31日、約4か月半の休養明けで迎えた31戦目は、’08シーサイドカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（10戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったキングビスケットに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
8月11日、中1週で迎えた32戦目は、’08アデレードシティカップ（大井ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（11戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。
9月3日、中2週で迎えた33戦目は、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（12戦4勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。
9月16日、中1週で迎えた34戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で御神本訓史騎手（13戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクレイアートビュンに2馬身半の差をつけて優勝
11月17日、中8週で迎えた35戦目は、カムイユカラスプリント（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で御神本訓史騎手（14戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、3着に終わった。
12月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般A3 B1一（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で御神本訓史騎手（15戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケイアイバトルに6馬身の差をつけて勝利をモノにする
7歳（2009年）
1月7日、中4週で迎えた37戦目は、S3の船橋記念（船橋ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で御神本訓史騎手（16戦6勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したスパロービートにクビ差届かず2着に惜敗した。
2月17日、中5週で迎えた38戦目は、’09ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で御神本訓史騎手（17戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたディアヤマト決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
3月4日、中1週で迎えた39戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、S3の東京シティ盃（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
3月24日、中2週で迎えた40戦目は、’09スプリングカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（18戦6勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピエールバスターに5馬身の差をつけて優勝
5月13日、中6週で迎えた41戦目は、S2の大井記念（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（19戦7勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、後続との差を5馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。
6月10日、中3週で迎えた42戦目は、房の国オープン（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（20戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のドリームスカイに4馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
9月23日、約3か月半の休養明けで迎えた43戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では稟性のガッツでゴールまでタレずに走り切り、5着に入り込んだ。
10月28日、中4週で迎えた44戦目は、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。
12月2日、中4週で迎えた45戦目は、S3の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。
8歳（2010年）
6月9日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた46戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、S3のグランドマイラーズ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。
7月2日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた47戦目は、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。
7月28日、中3週で迎えた48戦目は、ハンデS3のサンタアニタトロフィー（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。
9月1日、中4週で迎えた49戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。
11月13日、中9週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた50戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、長崎街道轟木宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
12月10日、中3週で迎えた51戦目は、荒尾どがしこ速かスプリント（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルスペランツァに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
12月25日、中1週で迎えた52戦目は、長崎街道松原宿賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカレンパパに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。
9歳（2011年）
1月30日、中4週で迎えた53戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、鶴見岳特別（佐賀ダート2000m 雪/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のビービーダークライに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。
2月13日、中1週で迎えた54戦目は、宝満山特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のカミノチカラを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。
2月26日、中1週で迎えた55戦目は、嘉瀬川特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったカミノチカラに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。
3月13日、中1週で迎えた56戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、KJ2のはがくれ大賞典（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。
6月17日、約3か月の休養明けで迎えた57戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の九州むしゃんよかスプリント（荒尾ダート950m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。
7月3日、中1週で迎えた58戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、黒髪山特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。
7月17日、中1週で迎えた59戦目は、KJ2の吉野ヶ里記念（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた60戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、八方ヶ岳カップ（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミブロボーイに1馬身の差をつけて勝利数を19に伸ばす
8月12日、中1週で迎えた61戦目は、通潤橋スプリンター特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフィールドペガサスに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
9月2日、中2週で迎えた62戦目は、坪井川カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレマジックマンに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。
9月23日、中2週で迎えた63戦目は、サファイアカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月24日、約3か月の休み明けで迎えた64戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、クリスマスキャロル賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。