グローリアスイモン（1999年生、母シローメリー）

グローリアスイモン（1999年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は青鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時13歳）と交配したシローメリーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は木村牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方75戦25勝2着10回。2003年の端午賞(地方重賞)に勝利した他、2003年のフェブラリー特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

2月3日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 雨/重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、3着に入った。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、勝ったタイキコジャックにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

3月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、12着に敗れた。

8月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2003年）

1月13日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、寒梅特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のウエスタンデイビスに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

1月26日、中1週で迎えた8戦目は、けやき特別（高崎ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリンガスウィナーに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月13日、中2週で迎えた9戦目は、フェブラリー特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサウスライズから5馬身差の2着となった。

3月10日、中3週で迎えた10戦目は、マーチ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月21日、中1週で迎えた11戦目は、春分特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリーフレアに2馬身半の差をつけて優勝

4月27日、中4週で迎えた12戦目は、きんせんか特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた13戦目は、地方重賞の端午賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で金井正幸騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンクスメモリーをクビ差制して制した。

6月1日、中3週で迎えた14戦目は、地方重賞の坂東太郎賞（高崎ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で金井正幸騎手（7戦4勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月22日、中2週で迎えた15戦目は、浅間山特別（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で金井正幸騎手（8戦4勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のベストサウンドをクビ差制して制した。

7月5日、中1週で迎えた16戦目は、赤城山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で金井正幸騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2004年）

2月13日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた17戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったワンリバーにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた18戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（大井ダート1600m 内回り雪/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のタカノドレスアップに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、抜け出したバニヤンドリームを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中4週で迎えた20戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るポロロッカを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月10日、中2週で迎えた21戦目は、若葉特別（船橋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のエクイクスに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月3日、中2週で迎えた22戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のナスキーカールに5馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

7月6日、中4週で迎えた23戦目は、彦星賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井英光騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサッカーモガミに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8月17日、中5週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のデネブ賞（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂井英光騎手（5戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテロメレースに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月18日、中4週で迎えた25戦目は、野馬追賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井英光騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスマトラトラに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月18日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦のアルデバラン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂井英光騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたシルクビート決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月12日、中3週で迎えた27戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で坂井英光騎手（8戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた28戦目は、ディセンバー賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で坂井英光騎手（9戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のイカルガに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6歳（2005年）

1月7日、中4週で迎えた29戦目は、ハンデ戦の’05グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂井英光騎手（10戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

2月11日、中4週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の如月特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で坂井英光騎手（11戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた31戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春麗賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた32戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（12戦7勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のミノリコウジに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月6日、中1週で迎えた33戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（13戦8勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

9月15日、約5か月半の休養明けで迎えた34戦目は、ハンデ戦のスポーツニッポン賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた35戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、アルゲニブ賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた36戦目は、ベテルギュース賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（14戦8勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のワイエスアピールをクビ差振り切って優勝

7歳（2006年）

2月3日、約3か月の休み明けで迎えた37戦目は、節分賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（15戦9勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のハツラツに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月28日、中3週で迎えた38戦目は、春麗賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（16戦10勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

8歳（2007年）

4月19日、約14か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた39戦目は、’07ブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

6月5日、中6週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた40戦目は、’07メトロポリタンジューンカップ（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（17戦10勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた41戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、’07スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた42戦目は、’07アデレードシティカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

9月18日、中4週で迎えた43戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた44戦目は、ハンデ戦の神無月特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

12月2日、中5週で迎えた45戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンアサヒオーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

12月24日、中2週で迎えた46戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、ルビー特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9歳（2008年）

7月13日、約6か月半の休養明けで迎えた47戦目は、あやとん王子金沢初上陸記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウインドクエストを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中7週で迎えた48戦目は、シリウス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のインスパイアクロスに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月15日、連闘で迎えた49戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトレジャーステージをクビ差振り切って断然の支持に応えた。

9月30日、中1週で迎えた50戦目は、みせばや特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハーベストピーチを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月13日、中1週で迎えた51戦目は、いちょう特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスプリングハウルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた52戦目は、さわぎきょう特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスタンドアウェイを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた53戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレオブライトに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

11月25日、中1週で迎えた54戦目は、つばき特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のライジングキャッチをアタマ差振り切って勝利数を21に伸ばす

12月14日、中2週で迎えた55戦目は、柊特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（4戦4勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた56戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスプレッドアゲンに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10歳（2009年）

1月5日、連闘で迎えた57戦目は、まんりょう特別（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（6戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベストサウンドを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた58戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、開幕特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサクラマキに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4月20日、中1週で迎えた59戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた60戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた61戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた62戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、キャッツアイ特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた63戦目は、馬産地JA門別特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（6戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルージョージに4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

6月30日、中1週で迎えた64戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた65戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた66戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

8月9日、中1週で迎えた67戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた68戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（7戦6勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月11日、中4週で迎えた69戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（8戦6勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた70戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（9戦6勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンエイカムカムに2馬身の差をつけて勝利数を25に伸ばす

11月8日、中1週で迎えた71戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた72戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、冬の兼六園杯（金沢ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた73戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた74戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエムザックライアンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11歳（2010年）

1月4日、中1週で迎えた75戦目は、アクアマリン特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月4日、約3か月の休養明けで迎えた76戦目は、兼六園ことじ灯籠特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた77戦目は、金沢城三十間長屋特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は加藤和義騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月4日、中1週で迎えた78戦目は、兼六園カキツバタ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた79戦目は、金沢ひがし茶屋街特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた80戦目は、金沢尾山神社特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた81戦目は、金沢の風物詩氷室開き特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。