リンデンスワロー（1999年生、母タマリンデン）

リンデンスワロー（1999年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時11歳）と交配したタマリンデンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、地方28戦17勝2着6回。2001年の金の鞍賞(地方重賞)に勝利した他、2002年の黒潮菊花賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、平山牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

雑賀秀介厩舎（高知）へ入厩。

2歳（2001年）

9月2日、デビュー戦は北野真弘騎手を鞍上に据えて、2歳（高知ダート800m 小雨/重）に出走。馬体重は494kg。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノオトヒメに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（高知ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノオトヒメに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

10月13日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（高知ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノオトヒメに2馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（高知ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクルーヌに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

11月10日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスリヨンに4馬身の差をつけて5勝目を収める

12月23日、中3週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマルチダイヤに4馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

3歳（2002年）

1月2日、中0週で迎えた8戦目は、一般E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルクリエイトからクビ差の2着に甘んじた。

1月21日、中2週で迎えた9戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンプラチナに1馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。

2月10日、中2週で迎えた10戦目は、一般E（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で北野真弘騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマチカネガイカに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

3月4日、中2週で迎えた11戦目は、一般D（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で北野真弘騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーシンイチバンから半馬身差の2着に敗北した。

3月16日、中1週で迎えた12戦目は、一般D（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で北野真弘騎手（11戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンノーマンに2馬身半の差をつけて9勝目を挙げた。

4月6日、中2週で迎えた13戦目は、一般D（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で北野真弘騎手（12戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヨコヅナファイターに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月4日、中3週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で北野真弘騎手（13戦10勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、リードを2馬身以上保って、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るミドリノオトメを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月11日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で北野真弘騎手（14戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマチカネライメイに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月27日、中1週で迎えた16戦目は、四国カルスト特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で北野真弘騎手（15戦12勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカサイシップウに3/4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月23日、中3週で迎えた17戦目は、一般B C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で北野真弘騎手（16戦13勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダムカリムから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中2週で迎えた18戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の高知優駿（高知ダート1900m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミドリノオトメにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月10日、中3週で迎えた19戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、サンリオハローキティよさこい特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のカサイシップウをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

8月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般B（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川文貴騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼネラルクラウンから2馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般B（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川文貴騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイサロンに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月6日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（17戦13勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカーニバルキングに1馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす

10月27日、中2週で迎えた23戦目は、一般A（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（18戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジョーオーラに1馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

11月10日、中1週で迎えた24戦目は、地方重賞の珊瑚冠賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（19戦15勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた25戦目は、馬路村ゆずの里ごっくん特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（20戦15勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた26戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、池川町緑と清流の町特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた27戦目は、地方重賞の高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（21戦15勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウォーターダグにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

4歳（2003年）

1月12日、中1週で迎えた28戦目は、南国市まほろばの酒銘酒『貫之』特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。