ニューヨークキャプ（2016年生、母タヤスロマンス）

ニューヨークキャプ（2016年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主の思い出の地＋父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のキャプテントゥーレ（当時11歳）と交配したタヤスロマンスが17歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はメイプルファーム。主な勝ち鞍は2020年の笠松町商工会特別(一般C1イ)。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

2月16日、デビュー戦は野中悠太郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

10月24日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の元気に育て!海冬記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた4戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C31（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた5戦目は、一般C30（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のキュートアクトレスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月29日、中3週で迎えた6戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、仕事納め特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

4歳（2020年）

1月7日、連闘で迎えた7戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は高木健騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエンジェルスマイルに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

1月21日、中1週で迎えた8戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、端月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた9戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマニンポンペルモに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月21日、中1週で迎えた10戦目は、紅梅賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（4戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のシェアザプレジャーに1馬身半の差をつけて制した。

3月6日、中1週で迎えた11戦目は、ヒヤシンス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた12戦目は、O・Yメモリアル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスマートヴォルフに1馬身半の差をつけて制した。

4月6日、中2週で迎えた13戦目は、笠松町商工会特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（7戦5勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るピースラヴィングを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って6勝目を挙げた。

5月20日、中5週で迎えた14戦目は、アストロメリア賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高木健騎手（8戦6勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般B4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高木健騎手（9戦6勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高木健騎手（10戦6勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ワイルドゲームに交わされて4馬身差の2着となった。

7月9日、中2週で迎えた17戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた18戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高木健騎手（11戦6勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスーサンブルースに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（12戦6勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月8日、中5週で迎えた20戦目は、ミセバヤ賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（13戦6勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったペインゴーアウェイに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般B6（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（14戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般B6 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（15戦6勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高木健騎手（16戦6勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般B7 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高木健騎手（17戦6勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般B7 C3（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で高木健騎手（18戦6勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高木健騎手（19戦6勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5歳（2021年）

1月12日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で高木健騎手（20戦6勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、マコトヤマンバギリに交わされて1馬身差の2着となった。

9月9日、約8か月の休み明けで迎えた28戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた29戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた30戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、生きてる音がするんだよなぁ!杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、3着を確保した。

12月29日、中1週で迎えた31戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C14（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6歳（2022年）

1月12日、中1週で迎えた32戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のラパールデザンジュを3/4馬身振り切って久々に勝利を挙げた。

2月11日、中3週で迎えた33戦目は、草萌賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた34戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマーメイドモアナに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

3月31日、中1週で迎えた35戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた36戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた37戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（5戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

5月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤聡一騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた39戦目は、笠松けいば金曜ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤聡一騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた40戦目は、東成2部の皆さんありがとう記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤聡一騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

8月11日、中7週で迎えた41戦目は、ヤマユリ賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた42戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、祝#3辻33歳スリーピース記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。